講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-02 / 日本史 / 学内講座コード:110229
茶の湯の歴史 戦国武将は何故茶道を愛したのか?! 茶の道(茶道)と武将
- 開催日
- 4月 9日(水)~ 6月18日(水)
- 講座回数
- 全10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
1200年代、禅僧により茶と禅は日本にもたらされました。薬効を期待すると共に、禅院における茶礼(お茶を戴くときの礼儀作法)も伝わります。1300年代、貴族・武将の間では、お茶は薬用を期待するだけでなく嗜好品として飲まれるようになり、やがて庶民へと普及していきます。1400年代、日本独自の茶道が誕生します。禅僧に帰依した村田珠光は「仏法も茶の湯の中にあり」と茶禅一味を提唱、形ではなく人間の心を尊ぶ少欲知足の教えのもと侘び茶が誕生しました。侘び茶の道が武将たちの生き方、心の支えとなっていきます。ではなぜ戦国武将が茶の道すなわち茶道を取り入れ奨励されたのか。その茶道とは?をみてまいります。
【講義概要】
武将の身につけた茶道はどのようなものであったのか、何故茶道が必要であったのか、という点に重きをおき武将と茶道の関わりを考察してまいります。武将たちは伝統文化に憧れをいだき、積極的に文化推進の役割を果たしてきました。武将の文化は一時代を築いたといってもいいでしょう。一方は幽玄、閑寂、他方では豪華絢爛と対比される文化を主張します。その中に茶道があります。茶道は武将の心の糧となり定着していきました。武将は茶道の精神を配下の武士たちの実生活に取り入れさせ、茶を通じて全体の意識の統一を図り、支配しようと努めました。そして緊張の日々の中で過ごす武士たちに、一椀の茶により心を落ち着かせ彼らに己を見つめる時を教えました。東山・桃山の間に文化を形成し、推進した武将をとりあげ、その時代に活躍した武将と茶道を結んでまいります。
主な講義テーマ●
1)禅と武将とのかかわりについて。
2)茶の道(茶道)と武将のかかわりについて。
3)織田信長から豊臣秀吉時代の武将と茶人たちについて。 例えば、細田有楽、瀧川一益、丹羽長秀、明智光秀、荒木村重、稲葉一鍼、千利休など。
1200年代、禅僧により茶と禅は日本にもたらされました。薬効を期待すると共に、禅院における茶礼(お茶を戴くときの礼儀作法)も伝わります。1300年代、貴族・武将の間では、お茶は薬用を期待するだけでなく嗜好品として飲まれるようになり、やがて庶民へと普及していきます。1400年代、日本独自の茶道が誕生します。禅僧に帰依した村田珠光は「仏法も茶の湯の中にあり」と茶禅一味を提唱、形ではなく人間の心を尊ぶ少欲知足の教えのもと侘び茶が誕生しました。侘び茶の道が武将たちの生き方、心の支えとなっていきます。ではなぜ戦国武将が茶の道すなわち茶道を取り入れ奨励されたのか。その茶道とは?をみてまいります。
【講義概要】
武将の身につけた茶道はどのようなものであったのか、何故茶道が必要であったのか、という点に重きをおき武将と茶道の関わりを考察してまいります。武将たちは伝統文化に憧れをいだき、積極的に文化推進の役割を果たしてきました。武将の文化は一時代を築いたといってもいいでしょう。一方は幽玄、閑寂、他方では豪華絢爛と対比される文化を主張します。その中に茶道があります。茶道は武将の心の糧となり定着していきました。武将は茶道の精神を配下の武士たちの実生活に取り入れさせ、茶を通じて全体の意識の統一を図り、支配しようと努めました。そして緊張の日々の中で過ごす武士たちに、一椀の茶により心を落ち着かせ彼らに己を見つめる時を教えました。東山・桃山の間に文化を形成し、推進した武将をとりあげ、その時代に活躍した武将と茶道を結んでまいります。
主な講義テーマ●
1)禅と武将とのかかわりについて。
2)茶の道(茶道)と武将のかかわりについて。
3)織田信長から豊臣秀吉時代の武将と茶人たちについて。 例えば、細田有楽、瀧川一益、丹羽長秀、明智光秀、荒木村重、稲葉一鍼、千利休など。
備考
【ご受講に際して】
・茶道の経験は全く関係なく学ぶ講座です。
・茶道の経験は全く関係なく学ぶ講座です。
講師陣
名前 | 山 仙狹 |
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肩書き | 茶道研究家、華道家 |
プロフィール | - |