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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-01-03 / 文学 / 学内講座コード:840129

見巧者に学ぶ落語と寄席の楽しみ−色川武大の寄席エッセイを読む−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
01/10~02/28(金)
講座回数
8
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
42
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
落語は人間のさまざまな感情を浮き彫りにして笑いを生み出す芸能です。現在、落語が広く楽しまれているのは、ユニークな人生経験を積んだ落語家たちが継承を続け、内容を深めていったからだといえます。
先人たちの個性あふれる人生をつづった色川武大の『寄席放浪記』を昨年に続いて読み、落語や寄席演芸の奥深い魅力に迫ります。

<講義概要>
直木賞作家の色川武大は子どもの頃から寄席に親しみ、いろいろな高座に接しています。『寄席放浪記』には落語をはじめとする芸人たちの人生と芸を重ね合わせて楽しむ精神が感じられます。
現在は人気落語家の高座ばかりがもてはやされる傾向がありますが、さまざまな落語家や芸に接してこそ、寄席演芸の奥深さも体得でき、楽しみも増していくものだと思います。『寄席放浪記』を読みながら、関連する落語家や芸人の映像などを鑑賞し、寄席演芸の楽しみを肌で感じていきます。また新進の演者の実演と芸談から、次代を担う若手が目指す芸の形を探ります。


主な講義内容
●「寄席通いがぼくらの日課だった」
●「整理の人・一徳斎美蝶」「グレート天海とヘンリー松岡」「女芸人あれこれ」
●「ポパイよいずこ」
●「一芸に賭ける芸人たち」
●実演と芸談 三遊亭兼好
●実演と芸談 古今亭文菊
●実演と芸談 瑞姫(三味線奏者も出演予定)


【実演者プロフィール】

三遊亭兼好(さんゆうてい けんこう)
1970年福島県生まれ。98年三遊亭好楽に入門。2008年真打昇進。06年・07年にっかん飛切落語会努力賞受賞、07年同落語会奨励賞受賞。08年林家彦六賞受賞。明るさと軽快さが持ち味、独自の味付けで楽しさあふれる落語を聴かせる。五代目三遊亭円楽一門所属。

古今亭文菊(ここんてい ぶんぎく)
1979年生まれ。東京都出身。2002年、古今亭圓菊に入門。2003年、前座となり、古今亭菊六。2006年、二ツ目昇進。2012年、28人抜きで真打昇進し、古今亭文菊。2009(平成21)年、NHK新人演芸大賞受賞。骨格豊かで、味わいの深い人物描写を得意とする。落語協会所属。

瑞姫(たまき)
浪曲師。1968年生まれ。東京都出身。1993年、太田英夫(現・二代目東家浦太郎)に入門し、太田ももこ。1997年、名披露目。松平洋や貝祭文の宗家で江洲音頭真鍮家宗家の二代目櫻川雛山に師事。2011年、瑞姫と改名。落語や人形劇との交流など精力的に活動を続けている。

備考

<備考>
※実演日程未定(詳細は決定次第お知らせ致します)

テキスト
『寄席放浪記』(河出文庫)(924円)

資料配付

講師陣

名前 布目 英一
肩書き 月刊浪曲編集人、横浜にぎわい座企画コーディネーター
プロフィール
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