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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-21 / 日本史 / 学内講座コード:830118

日本城郭史概論 II

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9/28~12/14(土)
講座回数
6
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
15,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
城と言えば、天守が聳え、水堀があり、石垣があり、というイメージが浮かぶと思います。
このような城は江戸時代になって完成したもので、少なくとも戦国時代に多く築かれた城とは大きく異なるものです。そして戦国時代以前もまた異なっていました。
城は古代以降、その内容や景観を大きく変えて今日に至っています。
本講座では、その変遷の歴史を段階毎に検討し、その広がりなどの構造はどのようなものだったかを考えてみます。
いわゆる各地に残る天守探訪のような城ガイドのような講座ではなく、城に関する研究の最前線を紹介したいと思います。
一般に、戦争のためと考えられている城でありますが、日本の歴史のなかでどのような役割を担ったかが理解できるように、具体的な事例を交えて概説します。
また城跡の遺構をどのように読むかという方法についても触れたいと思います。


<講義概要>
2013年度春講座「日本城郭史概論」の続きから学習します。前期春講座(I)・後期秋講座(II)を通して、弥生時代の環濠集落から江戸時代の城に至るまでを、具体的事例に則し、年代毎に取り上げてゆきます。
時代毎の形態に注目しつつ、背景や影響などを考え、城の変遷を述べます。
今回の後期クラスで取り上げる戦国時代では、戦国大名北条氏の事例を中心に、領国支配の問題にも触れたいと思います。
なお、表題に則すならば、北海道や沖縄県などの城郭も視野にいれるべきですが、本講座では、東日本の事例を中心として触れるため、両所については適宜触れる程度に留まります。

主な講義内容●
・扇谷上杉家の城館 ~川越城と江戸城~
・戦国期の国境と城館 ~箱根峠・足柄峠・碓氷峠~
・戦国大名北条氏の築城 ~小田原合戦と普請~
・石垣を読む
・織豊城館と江戸城
※第2回講義(10/12)にて、滝山城への実地研修を予定しております(詳細は講義中にお知らせいたします)。

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
・実地研修は現地集合・現地解散です。八丁堀校との間の移動には時間がかかりますので、お申込みの際は前後に時間の余裕をおもちください。交通費などは別途負担となります。
・都合により、カリキュラムの順序を変更する場合があります。


<備考>
資料配付


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 齋藤 慎一
肩書き 東京都江戸東京博物館学芸員  
プロフィール
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