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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-21 / 文学 / 学内講座コード:001009

『源氏物語』須磨・明石・澪標・蓬生・関屋巻を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9/28~12/14(土)
講座回数
20
時間
14:45~16:15
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
30
その他
分納の場合 23000×2
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
丹念にテキストを分析・解読することによって、表現の背後に隠された作者の考えを味わっていくと同時に、登場人物の心理の動きにも充分注意を払っていきたいと思います。


<講義概要>
光源氏が政治的に失脚し、須磨・明石に流離した後、帰京を許された以降は繁栄の一途を辿っていくわけだが、この事は『竹取物語』以降の物語の主人公が〈貴種流離〉という枠組みの中で語られていくという話型を継承しています。
そのような意味で澪標巻は大きな意味を持っています。と同時に、末摘花(蓬生巻)や空蝉(関屋巻)のような紫上とは異なった脇役にも注意を払いながら、テキストを丹念に読み解いていきたいと思っています。


<各回の予定>
第1回 須磨巻 都にいる藤壺・朧月夜・紫上などの動向
第2回 同 須磨における光源氏の生活状況
第3回 同 明石入道の光源氏と明石君との結婚願望と宰相中将(もとの頭中将)の須磨訪問
第4回 同 三月上巳の祓の日における暴風の意味
第5回 明石巻 故父桐壺院の光源氏に対する夢告
第6回 同 光源氏、明石入道の迎えによる明石転居
第7回 同 光源氏と明石入道との関わり
第8回 同 明石入道の願望を光源氏に告白
第9回 同 朱雀帝の眼病による光源氏赦免の宣旨
第10回 同 光源氏の帰京と明石一族の悲哀
第11回 澪標巻 光源氏による故桐壺院追善八講と政界復帰、冷泉帝即位 
第12回 同 明石君の女児出産の意味
第13回 同 光源氏と明石君の別々の住吉参詣
第14回 同 六条御息所の帰京と死
第15回 同 光源氏と藤壺による前斎宮入内計画
第16回 蓬生巻 末摘花の困窮した生活
第17回 同 叔母による末摘花への両国行き勧誘と拒否
第18回 同 光源氏の末摘花邸訪問
第19回 同 末摘花の二条東院への転居
第20回 同 常陸より帰京途中の空蝉と光源氏の出会い、空蝉の夫の死と出家

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
花散里巻までの流れを概説書でご一読ください。


<備考>
★後期追加募集対象講座
後期追加募集とは、4月からスタートした年間講座(春・秋学期に継続して行われるクラス)のうち、特定の条件のもとで後期(秋学期)からの受講生を募集するものです。
ご関心のある方は、お電話または窓口でお問い合わせください。
※Web申込、会員先行申込は承っておりませんのでご了承ください。
※お支払いは後期分受講料のご請求となります。新規ご入会の方は別途入会金が必要です。
※後期第一週目からご受講いただけます(授業内容は途中からとなります)。なお、単位は付与されませんのでご了承ください。

テキスト
『新編日本古典文学全集 源氏物語』(小学館)(4,680円)P.192、L15~


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 大倉 比呂志
肩書き 昭和女子大学 文学部 教授
プロフィール
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