講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-06 / 文学 / 学内講座コード:001015
二つの芥川賞―石川達三と火野葦平―
- 開催日
- 04/08(月) ~ 06/24(月)、
09/30(月) ~ 12/16(月)
- 講座回数
- 20
- 時間
- 10:40 ~ 12:10
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- 30
- その他
- 分納の場合23000円×2回払い
※入会金については、各種減免制度があります。詳しくはパンフレットをご覧ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
1939年11月16日、『麦と兵隊』で国民的作家となった火野軍曹を迎えて大隈講堂が湧いた。
直前の石川との対談で、戦争物ではない「本来の文学」に立ち返りたいと語り合った二人の、受賞作家ゆえに辿った運命を追尋する。
ブラジル移民を描いて第一回芥川賞を受けた石川は、「生きてゐる兵隊」で処罰されたが、小河内ダムに取材した「日陰の村」や「転落の詩集」「結婚の生態」ほか、社会派と目される問題作を残した。
「望みなきにあらず」「風にそよぐ葦」「人間の壁」等々。
火野は、石炭仲仕の家業を継ぎ、庶民感覚やユーモアに富む「糞尿譚」で芥川賞を得ながらの運命的生涯を、「悲しき兵隊」「花と龍」「赤い国の旅人」「魔の河」「革命前後」等に描いて自殺した。
戦争前後の作家・知識人の様態を見据えながら、「ろまんの残党」の歴史を確認したい。
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直前の石川との対談で、戦争物ではない「本来の文学」に立ち返りたいと語り合った二人の、受賞作家ゆえに辿った運命を追尋する。
ブラジル移民を描いて第一回芥川賞を受けた石川は、「生きてゐる兵隊」で処罰されたが、小河内ダムに取材した「日陰の村」や「転落の詩集」「結婚の生態」ほか、社会派と目される問題作を残した。
「望みなきにあらず」「風にそよぐ葦」「人間の壁」等々。
火野は、石炭仲仕の家業を継ぎ、庶民感覚やユーモアに富む「糞尿譚」で芥川賞を得ながらの運命的生涯を、「悲しき兵隊」「花と龍」「赤い国の旅人」「魔の河」「革命前後」等に描いて自殺した。
戦争前後の作家・知識人の様態を見据えながら、「ろまんの残党」の歴史を確認したい。
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備考
【お申し込み期日について】
〇お申込み受付は開講日前日17時まで可能です。
〇開講日が近い場合は、お電話にて直接お申し込みください。
TEL 03-3208-2248
(受付時間:午前9時30分~午後5時(日曜・祝日・休業日を除く))
〇お申込み受付は開講日前日17時まで可能です。
〇開講日が近い場合は、お電話にて直接お申し込みください。
TEL 03-3208-2248
(受付時間:午前9時30分~午後5時(日曜・祝日・休業日を除く))
講師陣
名前 | 榎本 隆司 |
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肩書き | 早稲田大学 名誉教授 |
プロフィール | - |