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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-01-08 / 日本史:文学 / 学内講座コード:402008

九州+東北の文学と風土/歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1/9 ~ 2/27 (水)
講座回数
8
時間
14:00 ~ 16:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
28,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

文学作品とその背景にある風土/歴史を読み解く講座です。今回は九州と東北をとりあげます。
東京や京都から見れば「辺境」に位置する九州と東北は、「中央」には絶対に成立し得ない独自の芸術を育んできました。
その深奥を、ひとつひとつ作品をひもときながら、わかりやすく解説していきます。


北九州は近代化の過程で、筑豊炭田の開発や大陸との関係などをはじめ、他の地域には見出しがたい独特の風土と歴史を生み出してきました。
今回とりあげる夢野久作と火野葦平の文学には、それが如実にうかがわれます。また太平洋に面する宮崎がいまだ秘める古代的な風土と歴史は、秋元松代によって、不思議で妖気漂う作品に昇華しています。
一方、東北はいまさら指摘するまでもなく、歴史上ながらく日本列島における最大の「辺境」に位置づけられ、まったく独自の文化を育んできました。
今回は、江戸時代の大旅行家だった菅江真澄の旅行記をはじめ、東北ならでは風土と歴史が生んだ作品を読み解いていきます。
深沢七郎の作品からは原始とも土俗とも感じられる感性が、秋元松代の作品からは九州と東北の共通性が、それぞれ読みとれるようです。


第1回 夢野久作『犬神博士』
第2回 夢野久作『ドグラ・マグラ』
第3回 火野葦平『糞尿譚』
第4回 秋元松代『かさぶた式部考』
第5回 菅江真澄『菅江真澄遊覧記』(1)
第6回 菅江真澄『菅江真澄遊覧記』(2)
第7回 深沢七郎『東北の神武たち』
第8回 秋元松代『常陸坊海尊』

備考

-

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶應義塾大学 
プロフィール
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