大学公開講座のセカンドアカデミー

ジェイムズ・ジョイスの作品は19世紀の末から20世紀のダブリンを扱っています。まず『痛ましい事故』で当時のインテリの恋愛を、『委員会室の鳶の日』で当時の政治的冗談を扱います。
『ユリシーズ』は20世紀の小説の中でベストの作品です。長いものですが第11挿話を中心にジョイスの音楽についての考え方の展開をみていきます。『フェネガンズ・ウェイク』はむずかしい作品ですが、慣れるととても楽しい作品です。
その他、現代アイルランドの詩人たちの詩を読みます。イェイツ以降の詩人たちです。現代に生きる彼らの表現しようとするところを味わっていただければと考えます。

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本講座では宿題が出ます。

名前	清水　重夫
肩書き	早稲田大学　法学部
プロフィール	－