検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-04 / 心理:健康・医療:その他実用 / 学内講座コード:6005

社会保障の知識をもって、安心できる人生・安心できる社会を目指しましょう

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/5~12/21(金)
講座回数
20
時間
10:40~12:10
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
 - 
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

年金・医療・雇用・福祉などの社会保障は、あなたと家族の生活・人生を大きく左右する重要な制度です。しかし日本では学校で学ぶ機会が少ないため、若者から高齢者まで社会の荒波を乗り切る対処方法を知らずに、不利な思いをしています。

この講座を受講して多種多様な制度の全容と現状を知り、利用条件を満たして、自立した人生を目指しましょう。幅広く複雑な制度をわかりやすく解説するため、20回講座とします。テキスト(講師著)の他、テーマごとに個人では入手しにくい資料も配付します。


春学期(2日にわたるテーマもあります)

1. 長寿・家族・社会の変化に合わせた社会保障の多種多様な種類・重要性・財源問題

2. 基礎的な生活を支える公的年金の種類・保険料・年金額・受給条件、現状と課題

3. 健康保険の保険料・給付の種類、高齢者医療、医療体制の整備、現状と課題

4. 心身の健康を護る保健事業、生活習慣病と感染症予防、衣食住の安全、地球環境の保護



秋学期(2日にわたるテーマもあります)

1. 労働者の雇用を護る雇用保険・雇用対策、健康で安全に働ける環境を整備する各種法律

2. 介護の社会支援 介護保険の仕組・保険料・介護認定・介護サービスの種類、高齢者福祉

3. 誰にも障害を持つ可能性あり。障害者の現状・手当、自立支援法改正、雇用・福祉・優遇

4. 地域のニーズに合わせた地域福祉、判断力が低下した人の契約・資産を護る成年後見制度

5. 将来の日本を担う健全な児童を育成する児童福祉、保育・社会的養護・各種手当・児童虐待

6. 生存権を保障する生活保護、低所得者対策

7. 諸外国の社会保障を知り、日本の制度の良さの確認と改善を考える


第1回 知って安心 多種多様な社会保障制度

家族・社会・寿命の変化による社会保障の重要性の高まり、社会保障の役割、

職業形態による加入する制度と保障内容の違い



第2回 超少子高齢社会と社会保障制度の財源

制度を安定維持するための一般会計と特別会計・税金と社会保険料、

社会保障にかかる費用、公平な負担と給付のあり方、日本の借金の現状



第3回 基礎的な生活を支える公的年金

年金の目的と重要性、リスク別・職業別の年金の種類・保険料、

障害・遺族・老齢年金の受給条件と年金額、離婚時の年金分割、

海外勤務と社会保障協定



第4回 年金制度の問題点・財政・動向

未加入者問題、宙に浮いた年金・消えた年金、年金格差(世代間・男女間・制度間)、

年金財政と将来予測、もらい忘れの年金



第5回 公的年金を補う年金基金・確定拠出年金、税金

国民年金基金・厚生年金基金、自己責任運用の確定拠出年金、老齢年金にかかる税金



第6回 少ない負担で誰もが医療を受けられる健康保険

日本の医療保険の特徴、重病・低所得でも加入できる民間では不可能な制度、

職業別・地域別の保険料、年齢・所得による負担の違い、

医療給付と現金給付の種類、患者の負担軽減の種類



第7回 医療費増加の要因、高齢者医療

高齢者の増加・医療技術の進歩による医療費の増加、先進医療の保険適用、

65―74歳高齢者と75歳以上高齢者の医療制度の見直し、社会的入院問題、

老人医療費の地域格差、日本の長い入院・外来受診の多さ



第8回 医療体制の整備・医薬品の問題

死亡原因の変化、医療職の不足・偏在・退職、医療の安全、患者主体の医療、

難病対策、救急医療の現状、新薬とジェネリック医薬品、医薬品副作用救済制度、

市販薬の販売方法の変更



第9回 心身の健康を護る保健衛生・健診

無事に生まれて育つための母子保健・学校保健、歯科保健・精神保健、

生活習慣病を予防するがん検診・特定検診・指導、障害者になる合併症の怖さ、

増加するアレルギー疾患



第10回 心身の健康を護る公衆衛生

国際化と感染症・予防接種などの対策、衣食住の安全、

地球温暖化・公害がもたらす環境問題と対策・国際的に取組む京都議定書



第11回  雇用保険

保険料、失業給付の種類・対象者の拡大・給付条件、

雇用を継続する教育訓練給付・ワーク・ライフバランス(育児・介護休業)の推進、雇用の促進制度



第12回 雇用対策

失業率・雇用環境の現状、非正規労働者の増加、多様な就業支援と助成金の種類、

第二のセーフティネット、無料・低料金の職業訓練、65歳まで雇用義務



第13回 労働者を護る労災保険・労働基準法・他法

アルバイトも補償する労災保険、労災認定の条件、

労働者の健康を護る労働基準法・労働安全衛生法、

非正規労働者を護る最低賃金法・派遣法、男女格差をなくす雇用機会均等法、

解雇の乱用を認めない労働契約法



第14回  介護の社会支援 公的介護保険

対象者、保険料の地域格差、介護認定と介護計画、1割負担の限度額(居宅)、

介護サービスの種類と利用限度・介護サービスの価格、

利用料の地域格差・低所得者の負担軽減、福祉用具の利用と住宅改修



第15回 高齢者福祉

自治体により異なる在宅生活支援サービス、福祉施設の種類、高齢者虐待の現状、

不動産を担保にして暮らす制度、高齢者が住み続けられる賃貸住宅



第16回 障害者福祉

障害者の現状・共生社会の実現、障害手帳・障害者手当の種類、

障害者自立支援サービスの種類と見直し、自己負担の軽減の種類、就業支援、優遇制度の種類



第17回 成年後見制度、地域福祉

判断力の低下した人の契約・資産を護る成年後見制度・日常生活自立支援事業、

熱意ある住民参加の有無で住みやすさが変わる地域福祉 



第18回 児童福祉・女性の保護

日本の将来を担う少子化対策(年金など社会保障の長期安定・経済活性化する労働力維持)、

多様な保育ニーズと保育所・学童保育の整備、こども手当と財源、

児童虐待の現状と対応、社会的擁護の種類、ひとり親家庭の支援、DV被害の実態と保護



第19回 生活保護・低所得者対策

憲法の生存権、健康で文化的な最低限の生活保障、

自立を支援する最後のセーフティネットの内容、厳しい審査、保護世帯の現状、

低所得者向けの資金貸付制度の種類、ホームレス対策、再犯の増加



第20回 諸外国の社会保障制度から日本の制度を考える

国の施策・経済状況・国民性・歴史による負担と給付のあり方の違い、

高福祉には高負担が原則、日本より厳しい側面もあり、日本の制度改正の参考になる知識

備考

-

講師陣

名前 内田 厚子
肩書き 東京医科歯科大学講師、社会福祉士、ファイナンシャル・プランナー  
プロフィール
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.