講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-28 / 世界史 / 学内講座コード:3002
考古学入門2―インカ、エジプト、中国、朝鮮の考古学の最前線―
- 開催日
- 9/29~12/22(土)
- 講座回数
- 20
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
早稲田大学関係の若手研究者によるオムニバス形式の世界考古学入門編。
講師4名は、いずれも30才代の若手研究者で世界各地のフィールド調査を通じて研究の最前線に立つ一線級の者ばかりです。
インカ帝国、古代エジプト、古代中国や朝鮮半島などにおける考古学研究の新知見を披露し、豊富な写真画像により地球規模の「古代世界」にご案内いたします。
-
【1】4/14【2】4/21【3】4/28【4】5/12【5】5/19
インカ帝国の実像をさぐる
森下壽典 東海大学講師、早稲田大学比較考古学研究所招聘研究員
日本が戦国時代を迎えた頃、南米アンデス地域で栄えていたインカ帝国は、世界遺産でもあるクスコやマチュピチュを遺したことで知られている。本講義では、最新の考古学的成果とともに、民族誌や古文書などから、その実像に迫ることにしたい。具体的には、まずインカ以前の諸社会について概観した後、インカ帝国の歴史、贈り物と労働、ミイラと祖先崇拝、マチュピチュの意義、等々のテーマについて、豊富な写真資料や担当者の調査経験などを交えつつ、わかりやすく解説する。
【6】5/26【7】6/2【8】6/9【9】6/16【10】6/23
エジプトの考古学:エジプト発掘最新情報
馬場匡浩 早稲田大学エジプト学研究所研究院助教
ナイル川のほとりに花開いた古代エジプト文明は、3000年にも及ぶ長い歴史と独特の文化を育んできたことで知られる。この文明をフィールドとするエジプト考古学も既に200年の分厚い研究史をもつが、今なお新たな発見によりその歴史像は塗り替えられている。本講義では、そうした最新情報を盛り込みながらエジプト発掘の醍醐味を紹介する。
【11】9/29【12】10/6【13】10/13【14】10/20【15】10/27
中国の考古学
後藤 健 早稲田大学シルクロード調査研究所招聘研究員
世界四大文明に数えられる古代中国文明は、文字を古くから発達させて、歴史の記録を残してきた。しかし文字だけでなく、考古学調査によって発見される様々な資料も中国史を考える上で重要な資料となっている。そうして復元される中国史は、古来より交流のあった日本の歴史にとっても様々な示唆を与えてくれるものである。本講義では、最新情報を加えつつ古代中国の考古学から見た歴史を紹介する。
【16】11/10【17】11/17【18】11/24【19】12/1【20】12/8
朝鮮半島の古墳文化を探る
高久健二 専修大学教授
朝鮮半島の原三国?三国時代は、日本列島の弥生時代中期?古墳時代に当たり、古墳文化が形成・展開する時期である。原三国時代に木棺墓や木槨墓を主体とする古墳群が各地に造営され、次の三国時代になると、高句麗・百済・新羅・加耶諸国において、それぞれ異なる古墳文化が展開する。本講義では、古墳文化の黎明期である原三国時代から、最盛期を迎える三国時代の大型古墳に焦点を当て、古墳文化の展開過程と地域的な特色について論じる。
講師4名は、いずれも30才代の若手研究者で世界各地のフィールド調査を通じて研究の最前線に立つ一線級の者ばかりです。
インカ帝国、古代エジプト、古代中国や朝鮮半島などにおける考古学研究の新知見を披露し、豊富な写真画像により地球規模の「古代世界」にご案内いたします。
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【1】4/14【2】4/21【3】4/28【4】5/12【5】5/19
インカ帝国の実像をさぐる
森下壽典 東海大学講師、早稲田大学比較考古学研究所招聘研究員
日本が戦国時代を迎えた頃、南米アンデス地域で栄えていたインカ帝国は、世界遺産でもあるクスコやマチュピチュを遺したことで知られている。本講義では、最新の考古学的成果とともに、民族誌や古文書などから、その実像に迫ることにしたい。具体的には、まずインカ以前の諸社会について概観した後、インカ帝国の歴史、贈り物と労働、ミイラと祖先崇拝、マチュピチュの意義、等々のテーマについて、豊富な写真資料や担当者の調査経験などを交えつつ、わかりやすく解説する。
【6】5/26【7】6/2【8】6/9【9】6/16【10】6/23
エジプトの考古学:エジプト発掘最新情報
馬場匡浩 早稲田大学エジプト学研究所研究院助教
ナイル川のほとりに花開いた古代エジプト文明は、3000年にも及ぶ長い歴史と独特の文化を育んできたことで知られる。この文明をフィールドとするエジプト考古学も既に200年の分厚い研究史をもつが、今なお新たな発見によりその歴史像は塗り替えられている。本講義では、そうした最新情報を盛り込みながらエジプト発掘の醍醐味を紹介する。
【11】9/29【12】10/6【13】10/13【14】10/20【15】10/27
中国の考古学
後藤 健 早稲田大学シルクロード調査研究所招聘研究員
世界四大文明に数えられる古代中国文明は、文字を古くから発達させて、歴史の記録を残してきた。しかし文字だけでなく、考古学調査によって発見される様々な資料も中国史を考える上で重要な資料となっている。そうして復元される中国史は、古来より交流のあった日本の歴史にとっても様々な示唆を与えてくれるものである。本講義では、最新情報を加えつつ古代中国の考古学から見た歴史を紹介する。
【16】11/10【17】11/17【18】11/24【19】12/1【20】12/8
朝鮮半島の古墳文化を探る
高久健二 専修大学教授
朝鮮半島の原三国?三国時代は、日本列島の弥生時代中期?古墳時代に当たり、古墳文化が形成・展開する時期である。原三国時代に木棺墓や木槨墓を主体とする古墳群が各地に造営され、次の三国時代になると、高句麗・百済・新羅・加耶諸国において、それぞれ異なる古墳文化が展開する。本講義では、古墳文化の黎明期である原三国時代から、最盛期を迎える三国時代の大型古墳に焦点を当て、古墳文化の展開過程と地域的な特色について論じる。