講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-28 / 日本史 / 学内講座コード:303002
縄文社会はどこまで解ったか
- 開催日
- 09/29~12/08(土)
- 講座回数
- 10
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
縄文集落や墓構成などから、縄文社会を律する編成原理が何であったかを知り、また翡翠や琥珀の首飾り、工芸品などの威信財などから、縄文社会のリーダーの姿を探ります。
縄文社会は、今まで言われてきたような「平等社会」ではなく、ある種の階梯制を備えて、社会的リーダーをいただく社会である事がわかってきました。また、集団の組織編制や個人的な威信財の保有のしかた、工芸品の質の高さ、祭祀・儀礼のあり方などから、縄文人は「その日暮しのあくせくした生活」に汲々としていたのではなく、豊かな精神生活に支えられて高度に発達した文化と社会を築いていた事がわかります。
講義では東北・関東・中部地方を中心に、縄文社会の成立から発展を経て、どのように弥生時代に継承されたのかについて広く学びます。
(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)
第1回 縄文時代の開始と生活の技術(なぜ土器を作り始めたか)
第2回 縄文式土器の技術と型式編年
第3回 縄文中期集落と社会の編成
第4回 翡翠と琥珀の交換(威信財の交換)
第5回 縄文後期社会の変貌
第6回 環状列石の意味
第7回 縄文時代の祭祀と儀礼(仮面と土偶)
第8回 亀ヶ岡文化の工芸品
第9回 土器製作の民族誌(パプア・ニューギニアとの比較)
第10回 社会的リーダー像
縄文社会は、今まで言われてきたような「平等社会」ではなく、ある種の階梯制を備えて、社会的リーダーをいただく社会である事がわかってきました。また、集団の組織編制や個人的な威信財の保有のしかた、工芸品の質の高さ、祭祀・儀礼のあり方などから、縄文人は「その日暮しのあくせくした生活」に汲々としていたのではなく、豊かな精神生活に支えられて高度に発達した文化と社会を築いていた事がわかります。
講義では東北・関東・中部地方を中心に、縄文社会の成立から発展を経て、どのように弥生時代に継承されたのかについて広く学びます。
(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)
第1回 縄文時代の開始と生活の技術(なぜ土器を作り始めたか)
第2回 縄文式土器の技術と型式編年
第3回 縄文中期集落と社会の編成
第4回 翡翠と琥珀の交換(威信財の交換)
第5回 縄文後期社会の変貌
第6回 環状列石の意味
第7回 縄文時代の祭祀と儀礼(仮面と土偶)
第8回 亀ヶ岡文化の工芸品
第9回 土器製作の民族誌(パプア・ニューギニアとの比較)
第10回 社会的リーダー像
備考
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講師陣
名前 | 高橋 龍三郎 |
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肩書き | 早稲田大学 文化構想学部 教授、日本考古学協会員 |
プロフィール | - |