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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-30 / 日本史 / 学内講座コード:303001

古墳社会から律令国家へ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/01~12/10(月)
講座回数
10
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
 - 
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

日本列島で古代国家が成立する3世紀~8世紀の考古学的な成果について、受講者がわかりやすく理解できることを目標とする。日本の古代国家はどのように胎動していったのか、古代のロマンに触れてほしい。


巨大な前方後円墳が造られた「古墳時代」から、寺院・宮殿・都城が造られた「古代」まで、最新の発掘成果を概観しながら、日本の古代国家成立期の様相について講義する。

日本は中国・朝鮮半島などの国々との盛んな国際交流の中で、新しい文物・文化・制度を導入し、古代国家を建設していった。その具体的な様相を、東アジアの視点で考えてみる。


(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)

第1回

卑弥呼の墓と古墳時代の始まり

 卑弥呼の墓とされる箸墓古墳、そして3世紀の巨大な集落である纏向遺跡を概観し、古墳時代の始まりを考える。

第2回

前方後円墳体制の成立

 前方後円墳を頂点とする階層秩序を「前方後円墳体制」と呼ぶ。その構造について、前期古墳を中心に考えてみる。

第3回

倭の五王と東アジア

 中国南朝に朝貢した倭の五王とその活動の軌跡について、東アジア的視点で考えてみる。

第4回

継体大王と今城塚古墳

 6世紀前半の継体大王のお墓と考えられる今城塚古墳の発掘成果から、継体大王の活動について考える。

第5回

横穴式石室と黄泉の国

 藤ノ木古墳を例として、横穴式石室の在り方を概観し、横穴式石室と黄泉の国の観念について考える。

第6回

飛鳥の寺と宮

 推古天皇の豊浦宮での即位によって、飛鳥時代が幕を開ける。飛鳥時代の寺院と宮について考えてみる。

第7回

飛鳥時代の終末期古墳

 飛鳥時代に作られた古墳を終末期古墳と呼ぶ。重要な壁画古墳なども含む終末期古墳の様相を整理してみる。

第8回

藤原京の誕生

 日本最初に中国式都城である藤原京。この藤原京の誕生までの道筋を東アジアの視点から考えてみる。

第9回

平城京とみやこの生活

 平城京の誕生によって奈良時代が始まる。奈良時代は都市文化が花開いた時期でもある。その様相を考えてみる。

第10回

平城京の寺院

 平城京は仏教寺院が甍を並べていた。平城京に存在する発掘された巨大寺院を中心にその様相を考えてみる。

備考

-

講師陣

名前 城倉 正祥
肩書き 早稲田大学 文学学術院 専任講師
プロフィール
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