講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-03 / 日本史:心理:その他教養 / 学内講座コード:302015
新宿学―巨大都市新宿の歴史と文化―
- 開催日
- 10/04~12/06(木)
- 講座回数
- 10
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
新宿は今、大きな変革期を迎えています。3.11の東日本大震災があり、首都直下型地震に備え、東京も新宿も防災対策が急務です。今期「新宿学」は新宿400年を振り返りつつ、近未来の新宿を災害面からも考えます。
【1】10/4 新宿学の主題・範囲・方法
戸沼幸市 早稲田大学名誉教授(新宿研究会会長)都市学・都市計画学
新宿は世界でも最も興味深い都市の一つです。新宿駅を挟んで東口繁華街と西口超高層街のコントラストが強烈です。これがどの様に成り立ち、何処へ進むのか。新宿解明の切り口について私見を述べます。
【2】10/11 新宿のまちの地勢、新宿の地霊
松本泰生 早稲田大学客員講師
新宿は武蔵野台地の東端に位置し、台地とそれを刻んだ川の谷地が複雑に入り組む地形を持つまちです。新宿の街の地理的特色、その上に成立した都市の景観的特色を探り、新宿の街と地形の関係性、新宿という街の地霊について考えます。
【3】10/18 街道・宿場の設置と新宿の発展
高橋和雄 新宿区元助役(新宿研究会副会長)
現在の新宿の街は、江戸期に設置された内藤新宿の宿場が原点であり、それ抜きに新宿の街を語ることができません。内藤新宿の街を賑わした遊廓と遊女について、その歴史と変遷についてお話しします。
【4】10/25 江戸を支えた玉川上水・神田上水と新宿
高橋和雄 新宿区元助役(新宿研究会副会長)
江戸では地下水が浅く、良質な井戸水が得られる地域は限られていました。江戸市中の大部分では神田上水と玉川上水の水を新宿で取り入れて、給水されていました。ここでは神田、玉川の両上水の歴史と技術についてお話しします。
【5】11/1 江戸大名屋敷の変遷にみる街の移り変わり
青柳幸人 早稲田大学元客員教授(新宿研究会副会長)
新宿というまちの骨格形成に役立っている大名・旗本屋敷について、今日までの土地利用変遷とその背景を探ります。
【6】11/8 新宿駅を中心とした鉄道網が新宿を世界都市へ押し上げる
高橋和雄 新宿区元助役(新宿研究会副会長)
明治18年、内藤新宿駅が設置されて以来、国鉄、私鉄、路面電車、地下鉄各線など多くの鉄道が新宿駅を中心に敷かれ、今や新宿駅は世界一のターミナル駅となりました。この鉄道網を背景に、新宿は世界都市と言われるまでに発展してきました。その歴史を振り返ります。
【7】11/15 新宿東口の商空間形成
喜多崇介 大阪屋商店社長×戸沼幸市
新宿東口界隈には大正・昭和期に多くの事業者が進出してきました。新宿は「民」の力で大きく発展してきた街です。コーディネーター戸沼と、街の発展を支えてきた方の対談を通して、東口の商空間形成の歴史を探ります。
【8】11/22 新宿のエスニックな歓楽街・歌舞伎町(まちあるき・現地集合)
戸沼幸市・高橋和雄・青柳幸人・松本泰生
歌舞伎町は戦後の先進的なまちづくりをベースに発展してきましたが、コマ劇場跡の再開発など、新たな時代への転換点を迎えています。また、近年は隣接する大久保が韓流の街、エスニックタウンとして注目を集めています。変貌著しい歌舞伎町界隈の街を見学します。
【9】11/29 超高層都市新宿
青柳幸人 早稲田大学元客員教授(新宿研究会副会長)
西新宿の超高層都市が出現するまでの土地利用変遷をたずね、超高層建物群のスケールやデザインなどについて語ります。
【10】12/6 新宿はどこへ向かうのか
戸沼幸市・青柳幸人・高橋和雄・松本泰生
新宿はこれからどこへ向かうのか、受講者と講師陣の対話を通して、新宿の近未来について話し合います。
上記は予定です。都合により日程や講義内容を変更する場合があります。
【1】10/4 新宿学の主題・範囲・方法
戸沼幸市 早稲田大学名誉教授(新宿研究会会長)都市学・都市計画学
新宿は世界でも最も興味深い都市の一つです。新宿駅を挟んで東口繁華街と西口超高層街のコントラストが強烈です。これがどの様に成り立ち、何処へ進むのか。新宿解明の切り口について私見を述べます。
【2】10/11 新宿のまちの地勢、新宿の地霊
松本泰生 早稲田大学客員講師
新宿は武蔵野台地の東端に位置し、台地とそれを刻んだ川の谷地が複雑に入り組む地形を持つまちです。新宿の街の地理的特色、その上に成立した都市の景観的特色を探り、新宿の街と地形の関係性、新宿という街の地霊について考えます。
【3】10/18 街道・宿場の設置と新宿の発展
高橋和雄 新宿区元助役(新宿研究会副会長)
現在の新宿の街は、江戸期に設置された内藤新宿の宿場が原点であり、それ抜きに新宿の街を語ることができません。内藤新宿の街を賑わした遊廓と遊女について、その歴史と変遷についてお話しします。
【4】10/25 江戸を支えた玉川上水・神田上水と新宿
高橋和雄 新宿区元助役(新宿研究会副会長)
江戸では地下水が浅く、良質な井戸水が得られる地域は限られていました。江戸市中の大部分では神田上水と玉川上水の水を新宿で取り入れて、給水されていました。ここでは神田、玉川の両上水の歴史と技術についてお話しします。
【5】11/1 江戸大名屋敷の変遷にみる街の移り変わり
青柳幸人 早稲田大学元客員教授(新宿研究会副会長)
新宿というまちの骨格形成に役立っている大名・旗本屋敷について、今日までの土地利用変遷とその背景を探ります。
【6】11/8 新宿駅を中心とした鉄道網が新宿を世界都市へ押し上げる
高橋和雄 新宿区元助役(新宿研究会副会長)
明治18年、内藤新宿駅が設置されて以来、国鉄、私鉄、路面電車、地下鉄各線など多くの鉄道が新宿駅を中心に敷かれ、今や新宿駅は世界一のターミナル駅となりました。この鉄道網を背景に、新宿は世界都市と言われるまでに発展してきました。その歴史を振り返ります。
【7】11/15 新宿東口の商空間形成
喜多崇介 大阪屋商店社長×戸沼幸市
新宿東口界隈には大正・昭和期に多くの事業者が進出してきました。新宿は「民」の力で大きく発展してきた街です。コーディネーター戸沼と、街の発展を支えてきた方の対談を通して、東口の商空間形成の歴史を探ります。
【8】11/22 新宿のエスニックな歓楽街・歌舞伎町(まちあるき・現地集合)
戸沼幸市・高橋和雄・青柳幸人・松本泰生
歌舞伎町は戦後の先進的なまちづくりをベースに発展してきましたが、コマ劇場跡の再開発など、新たな時代への転換点を迎えています。また、近年は隣接する大久保が韓流の街、エスニックタウンとして注目を集めています。変貌著しい歌舞伎町界隈の街を見学します。
【9】11/29 超高層都市新宿
青柳幸人 早稲田大学元客員教授(新宿研究会副会長)
西新宿の超高層都市が出現するまでの土地利用変遷をたずね、超高層建物群のスケールやデザインなどについて語ります。
【10】12/6 新宿はどこへ向かうのか
戸沼幸市・青柳幸人・高橋和雄・松本泰生
新宿はこれからどこへ向かうのか、受講者と講師陣の対話を通して、新宿の近未来について話し合います。
上記は予定です。都合により日程や講義内容を変更する場合があります。
備考
・コーディネーター戸沼は各回に参加する予定です。
・まちあるきに伴う費用は含まれません。
・まちあるきに伴う費用は含まれません。
講師陣
名前 | 戸沼幸市他 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | - |