講座詳細情報
申し込み締切日:2017-07-08 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120410
平安時代の絵画と文学
- 開催日
- 7月10日(月)~ 8月 7日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
平安時代の絵画と文学作品を取り上げ、イメージとテキストの相関関係について理解を深める。
絵画と文学が響きあうことによって出現する、王朝の雅と闇、神仏への祈りと現世での享楽、複雑で多様な平安文化の一端をひもとく。
【講義概要】
絵画作品として、12世紀に制作された「源氏物語絵巻」と「病草紙」を取り上げ、詞書を読み画面を鑑賞する。「絵巻」という媒体には、物語が絵画化されることで、新たな解釈や意味が付け加えられる面白さがある。また、文学作品として『古本説話集』と『梁塵秘抄』を取り上げる。そこには絵画的世界と物語、そして現実が入り混じった、平安時代のバーチャルリアリティを発見することができる。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/10(月) 「源氏物語絵巻」―物語が絵になるということ
第2回 2017/ 7/24(月) 「病草紙」―異界としての身体
第3回 2017/ 7/31(月) 『古本説話集』―漂泊する説話とイメージ―
第4回 2017/ 8/ 7(月) 『梁塵秘抄口伝集』―巡礼する王の実像―
平安時代の絵画と文学作品を取り上げ、イメージとテキストの相関関係について理解を深める。
絵画と文学が響きあうことによって出現する、王朝の雅と闇、神仏への祈りと現世での享楽、複雑で多様な平安文化の一端をひもとく。
【講義概要】
絵画作品として、12世紀に制作された「源氏物語絵巻」と「病草紙」を取り上げ、詞書を読み画面を鑑賞する。「絵巻」という媒体には、物語が絵画化されることで、新たな解釈や意味が付け加えられる面白さがある。また、文学作品として『古本説話集』と『梁塵秘抄』を取り上げる。そこには絵画的世界と物語、そして現実が入り混じった、平安時代のバーチャルリアリティを発見することができる。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/10(月) 「源氏物語絵巻」―物語が絵になるということ
第2回 2017/ 7/24(月) 「病草紙」―異界としての身体
第3回 2017/ 7/31(月) 『古本説話集』―漂泊する説話とイメージ―
第4回 2017/ 8/ 7(月) 『梁塵秘抄口伝集』―巡礼する王の実像―
備考
【ご受講に際して】
◆補講を行う場合は、8月21日に実施します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆補講を行う場合は、8月21日に実施します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 山本 聡美 |
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肩書き | 共立女子大学教授 |
プロフィール | 1970年宮崎県生。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門は日本絵画史。『九相図をよむ』(KADOKAWA)にて第66回芸術選奨・第14回角川財団学芸賞受賞。共編著に『国宝六道絵』(中央公論美術出版)、『九相図資料集成』(岩田書院)。 |
名前 | 猪瀬 千尋 |
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肩書き | 名古屋大学CHTセンター研究員 |
プロフィール | 1984年東京生まれ。博士(文学、名古屋大学)。専門分野は、日本中世文学史および中世芸能史。主要論文として「文治二年大原御幸と平家物語」(『中世文学』61、2016年)など。 |