大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
早稲田大学會津八一記念博物館は、歌人で書家、そして早稲田大学の東洋美術史を開拓した會津八一(秋艸道人)が蒐集した資料をもとに、1998年に旧図書館を改装して誕生しました。今回は2回にわたって博物館を皆様に紹介し、早稲田大学の歩んできた歴史と文化の一端をご紹介したいと思います。

【講義概要】
第1回(教室) 會津八一が愛した奈良の風土とともに、彼の歩んだ人生と作品(短歌など)をご紹介したいと思います。ついで、博物館に収蔵されている資料のうち、主だったものをご紹介し、會津八一記念博物館の特色についても触れます。第2回(博物館) 実際に博物館にて建物や資料についてご説明します。建物は今井兼次の設計になり、資料としては横山大観・前田青邨の手になる絵画、八一蒐集品、富岡コレクション、考古資料、近代絵画資料などがあります。学芸員の解説も交えながらお聞きください。

【ご受講に際して】
◆第一回目は教室、第二回目は博物館集合になります。
◆第二回の會津八一記念博物館見学の集合場所等については、第一回講義時にご案内します。
◆補講を行う場合は、7月21日に実施します。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	川尻 秋生
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	1961年千葉生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科修士課程史学（日本史学）コース修了。千葉県立中央博物館上席研究員を経て現職。博士(文学)。専門は日本古代史。『古代東国史の基礎的研究』(塙書房)、『平将門の乱』(吉川弘文館)、『揺れ動く貴族社会』(小学館)、『平安京遷都』(岩波書店)