講座詳細情報
申し込み締切日:2017-08-22 / 日本史 / 学内講座コード:120206
五箇条誓文の謎
- 開催日
- 8月24日(木)~ 9月14日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・五箇条誓文が、明治政府の施政方針ではないことを理解すること。
・なぜ後世の為政者・知識人が、五箇条誓文を近代日本の基本方針と言い出したのか理解すること。
【講義概要】
来年度、政府が計画している明治150年顕彰事業でもとりあげられるであろう話題が五箇条誓文です。歴史教科書では、これが近代日本(明治政府)の基本方針と記されています。しかし、それが史実に反する理解であることは、半世紀以上前から明らかになっています。経緯の不明な点がありますが、戊辰戦争中、江戸城開城後の東日本に対して降伏・恭順を促すプロパガンダにすぎませんでした。しかし、後年の反政府運動や一部の知識人は、政府を批判するため、意図的にこの誓文を持ち出し、それがあたかも近代日本の出発点かのように主張したため、以降それが史実かのように錯覚されていきました。今日でも、この誓文を持ち出して虚飾を主張する政治家や歴史家思想家がいます。それが正しいことなのか考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 8/24(木) 幕末の公儀思想と大政奉還・クーデタ
第2回 2017/ 8/31(木) 五箇条誓文の起草過程
第3回 2017/ 9/ 7(木) 五箇条誓文後の明治政府と反政府運動
第4回 2017/ 9/14(木) 近代日本の出発点にされてしまった五箇条誓文
・五箇条誓文が、明治政府の施政方針ではないことを理解すること。
・なぜ後世の為政者・知識人が、五箇条誓文を近代日本の基本方針と言い出したのか理解すること。
【講義概要】
来年度、政府が計画している明治150年顕彰事業でもとりあげられるであろう話題が五箇条誓文です。歴史教科書では、これが近代日本(明治政府)の基本方針と記されています。しかし、それが史実に反する理解であることは、半世紀以上前から明らかになっています。経緯の不明な点がありますが、戊辰戦争中、江戸城開城後の東日本に対して降伏・恭順を促すプロパガンダにすぎませんでした。しかし、後年の反政府運動や一部の知識人は、政府を批判するため、意図的にこの誓文を持ち出し、それがあたかも近代日本の出発点かのように主張したため、以降それが史実かのように錯覚されていきました。今日でも、この誓文を持ち出して虚飾を主張する政治家や歴史家思想家がいます。それが正しいことなのか考えてみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 8/24(木) 幕末の公儀思想と大政奉還・クーデタ
第2回 2017/ 8/31(木) 五箇条誓文の起草過程
第3回 2017/ 9/ 7(木) 五箇条誓文後の明治政府と反政府運動
第4回 2017/ 9/14(木) 近代日本の出発点にされてしまった五箇条誓文
備考
【ご受講に際して】
◆あくまで史実を説明するのが趣旨です。また、誓文の起草過程には究明不可能な点があることも事前に述べておきます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆あくまで史実を説明するのが趣旨です。また、誓文の起草過程には究明不可能な点があることも事前に述べておきます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鵜飼 政志 |
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肩書き | 早稲田大学・学習院大学・駒澤大学講師 |
プロフィール | 1966年生。博士(史学)。明治維新史が専門。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。現在、早稲田大学/学習院大学/駒澤大学ほか講師。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。 |