講座詳細情報
申し込み締切日:2017-07-05 / 日本史 / 学内講座コード:120205
鎖国の消滅を再検討する
- 開催日
- 7月 7日(金)~ 7月28日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・鎖国が江戸時代の対外関係を表していないことを理解する。
・幕末の日本人が日本を鎖国状態と認識していた理由を理解する。
・明治以降における鎖国認識の変遷を理解する。
【講義概要】
次の中学歴史教科書から、「鎖国」の表現をなくそうとする動きがありました。たしかに、以前から指摘されるように、江戸時代の対外関係を「鎖国」と表現するのは、実態をあらわしていないと批判されてきました。しかしその一方で、19世紀の日本人は、自分の国が「鎖国」状態であると認識していたことも否定できない史実です。そして、明治以降の日本人が「鎖国」の言葉にこだわりつづけていたことも事実です。歴史教科書のような恣意的理解ではなく、江戸時代の対外関係を概観したうえで、鎖国の言葉が近代日本のなかで生き続けていったその歩みを振り返っていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/ 7(金) 江戸時代の対外関係概観(1)
第2回 2017/ 7/14(金) 江戸時代の対外関係概観(2)
第3回 2017/ 7/21(金) 「鎖国」認識の変遷(1)
第4回 2017/ 7/28(金) 「鎖国」認識の変遷(2)
・鎖国が江戸時代の対外関係を表していないことを理解する。
・幕末の日本人が日本を鎖国状態と認識していた理由を理解する。
・明治以降における鎖国認識の変遷を理解する。
【講義概要】
次の中学歴史教科書から、「鎖国」の表現をなくそうとする動きがありました。たしかに、以前から指摘されるように、江戸時代の対外関係を「鎖国」と表現するのは、実態をあらわしていないと批判されてきました。しかしその一方で、19世紀の日本人は、自分の国が「鎖国」状態であると認識していたことも否定できない史実です。そして、明治以降の日本人が「鎖国」の言葉にこだわりつづけていたことも事実です。歴史教科書のような恣意的理解ではなく、江戸時代の対外関係を概観したうえで、鎖国の言葉が近代日本のなかで生き続けていったその歩みを振り返っていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/ 7(金) 江戸時代の対外関係概観(1)
第2回 2017/ 7/14(金) 江戸時代の対外関係概観(2)
第3回 2017/ 7/21(金) 「鎖国」認識の変遷(1)
第4回 2017/ 7/28(金) 「鎖国」認識の変遷(2)
備考
【ご受講に際して】
◆補講を行う場合は、8月4日に実施します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆補講を行う場合は、8月4日に実施します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鵜飼 政志 |
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肩書き | 早稲田大学・学習院大学・駒澤大学講師 |
プロフィール | 1966年生。博士(史学)。明治維新史が専門。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。現在、早稲田大学/学習院大学/駒澤大学ほか講師。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。 |