講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-11 / 世界史 / 学内講座コード:310303
古代ローマの歴史 王政から共和政、そして帝政の成立へ
- 開催日
- 4月13日(木)~ 6月22日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
都市国家として誕生したローマが巨大帝国に成長したのはなぜか。本講座は建国神話から始め、帝政の成立までを概観します。まさに、「ローマは一日にしてならず」なのです。
【講義概要】
王政から共和政への移行、共和政下の身分闘争と帝国主義路線などを確認した上で、ローマが巨大化すればするほど、多様な問題を抱えこまねばならず、これを解決するために、元老院貴族による集団指導体制から、一人支配(皇帝)への変化が生じていったという道筋を見ていきます。一方、初代皇帝アウグストゥスはあくまでも共和政が継続しているという建前を標榜します。なぜでしょうか。「元首政」と称される特異な政体の出現理由にも注目しましょう。第1回目の講義前半はオードリー・ヘプバーン主演映画『ローマの休日』の粗筋を追いながら、ローマ市内の遺跡を通して古代ローマ史を概観してみます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/13(木) 映画『ローマの休日』から見たローマ史概観 / ローマ建国神話
第2回 2017/ 4/20(木) 王政から共和政へ
第3回 2017/ 4/27(木) ローマの軍制
第4回 2017/ 5/11(木) 身分闘争と政務官選挙の仕組み
第5回 2017/ 5/18(木) ローマの領域的拡大とポエニ戦争
第6回 2017/ 5/25(木) 騎士身分の変化と属州の徴税
第7回 2017/ 6/ 1(木) 内乱の1世紀
第8回 2017/ 6/ 8(木) イタリアの地方都市と都市法
第9回 2017/ 6/15(木) カエサル
第10回 2017/ 6/22(木) 「元首政」の成立
都市国家として誕生したローマが巨大帝国に成長したのはなぜか。本講座は建国神話から始め、帝政の成立までを概観します。まさに、「ローマは一日にしてならず」なのです。
【講義概要】
王政から共和政への移行、共和政下の身分闘争と帝国主義路線などを確認した上で、ローマが巨大化すればするほど、多様な問題を抱えこまねばならず、これを解決するために、元老院貴族による集団指導体制から、一人支配(皇帝)への変化が生じていったという道筋を見ていきます。一方、初代皇帝アウグストゥスはあくまでも共和政が継続しているという建前を標榜します。なぜでしょうか。「元首政」と称される特異な政体の出現理由にも注目しましょう。第1回目の講義前半はオードリー・ヘプバーン主演映画『ローマの休日』の粗筋を追いながら、ローマ市内の遺跡を通して古代ローマ史を概観してみます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/13(木) 映画『ローマの休日』から見たローマ史概観 / ローマ建国神話
第2回 2017/ 4/20(木) 王政から共和政へ
第3回 2017/ 4/27(木) ローマの軍制
第4回 2017/ 5/11(木) 身分闘争と政務官選挙の仕組み
第5回 2017/ 5/18(木) ローマの領域的拡大とポエニ戦争
第6回 2017/ 5/25(木) 騎士身分の変化と属州の徴税
第7回 2017/ 6/ 1(木) 内乱の1世紀
第8回 2017/ 6/ 8(木) イタリアの地方都市と都市法
第9回 2017/ 6/15(木) カエサル
第10回 2017/ 6/22(木) 「元首政」の成立
備考
参考図書
『世界の歴史(5)ギリシアとローマ』(中公文庫)(ISBN:978-4122053120)
『古代ローマを知る事典』(東京堂出版)(ISBN:978-4490106480)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
『世界の歴史(5)ギリシアとローマ』(中公文庫)(ISBN:978-4122053120)
『古代ローマを知る事典』(東京堂出版)(ISBN:978-4490106480)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 新保 良明 |
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肩書き | 東京都市大学教授 |
プロフィール | 1958年長野市生まれ。東北大学博士前期課程修了。博士(文学、東北大学)。専門分野は古代ローマ史であり、特に帝政前期の行政構造に関心を寄せている。著書として『ローマ帝国愚帝物語』(新人物文庫)と『古代ローマの帝国官僚と行政-小さな政府と都市-』(ミネルヴァ書房)を挙げておく。 |