講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110420
中国仏教美術の旅1 -敦煌と四川の仏教美術-
- 開催日
- 4月13日(木)~ 6月22日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
中国の西北端にある敦煌莫高窟、そして西南の四川地域に残る多くの摩崖造像はどちらも仏教美術の宝庫です。この両地域の壁画・彫刻を中心に、他地域の石窟美術などとも比較しながら、中国の仏教美術の歴史を概観します。
【講義概要】
「砂漠の大画廊」とも呼ばれ、華麗に彩られた壁画の残る敦煌莫高窟。そして、柔らかな砂岩に繊細かつ生き生きとした彫刻を施す四川の石彫像。壁画・彫刻という違いはありますが、敦煌莫高窟では4世紀から、四川では2世紀から連綿と仏教美術が作られ続けてきました。これほど長期間に及ぶ時代の作品がまとまって残っている所はなかなかありません。これらの作品を時代順に追うと、おぼろげながら中国の仏教美術の歴史が見えてきます。両地域の代表作とそれぞれ関連のある時代背景、中国各地の美術を紹介しつつ、これらの作例を「窓」として、中国仏教美術の変遷をたどってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/13(木) 敦煌仏教美術の基礎知識
第2回 2017/ 4/20(木) 四川仏教美術の基礎知識
第3回 2017/ 4/27(木) 中国仏教美術の幕開け−墓葬美術と仏教美術−
第4回 2017/ 5/11(木) 莫高窟初期の美術−石窟芸術のはじまり−
第5回 2017/ 5/18(木) 弥勒菩薩の信仰と造像
第6回 2017/ 5/25(木) 阿育王の伝説と美術
第7回 2017/ 6/ 1(木) 北魏の莫高窟美術
第8回 2017/ 6/ 8(木) 北魏の莫高窟美術
第9回 2017/ 6/15(木) 南朝の仏教美術
第10回 2017/ 6/22(木) 249窟と285窟の天上世界
中国の西北端にある敦煌莫高窟、そして西南の四川地域に残る多くの摩崖造像はどちらも仏教美術の宝庫です。この両地域の壁画・彫刻を中心に、他地域の石窟美術などとも比較しながら、中国の仏教美術の歴史を概観します。
【講義概要】
「砂漠の大画廊」とも呼ばれ、華麗に彩られた壁画の残る敦煌莫高窟。そして、柔らかな砂岩に繊細かつ生き生きとした彫刻を施す四川の石彫像。壁画・彫刻という違いはありますが、敦煌莫高窟では4世紀から、四川では2世紀から連綿と仏教美術が作られ続けてきました。これほど長期間に及ぶ時代の作品がまとまって残っている所はなかなかありません。これらの作品を時代順に追うと、おぼろげながら中国の仏教美術の歴史が見えてきます。両地域の代表作とそれぞれ関連のある時代背景、中国各地の美術を紹介しつつ、これらの作例を「窓」として、中国仏教美術の変遷をたどってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/13(木) 敦煌仏教美術の基礎知識
第2回 2017/ 4/20(木) 四川仏教美術の基礎知識
第3回 2017/ 4/27(木) 中国仏教美術の幕開け−墓葬美術と仏教美術−
第4回 2017/ 5/11(木) 莫高窟初期の美術−石窟芸術のはじまり−
第5回 2017/ 5/18(木) 弥勒菩薩の信仰と造像
第6回 2017/ 5/25(木) 阿育王の伝説と美術
第7回 2017/ 6/ 1(木) 北魏の莫高窟美術
第8回 2017/ 6/ 8(木) 北魏の莫高窟美術
第9回 2017/ 6/15(木) 南朝の仏教美術
第10回 2017/ 6/22(木) 249窟と285窟の天上世界
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 羅 翠恂 |
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肩書き | 京都造形芸術大学講師 |
プロフィール | 京都府生まれ。上智大学文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門分野は中国、日本の仏教美術史、及び中国美術史。主な論文に「山中禅定像をともなった千手観音龕について」(『美術史研究』46)、「唐宋代四川地域の千手千眼観音菩薩像」(『明大アジア史論集』18)などがある。 |