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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-05 / 世界史 / 学内講座コード:110307

オリエントの考古学 都市文明の原点をさぐる

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(金)~ 6月23日(金)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
現代都市文明の原点は古代オリエントにあるといっても過言ではありません。その主導的な役割を果たしていたのがメソポタミアの都市でした。本講座では、都市誕生後の古代オリエントの都市がどのように変遷していったのか、その大まかな「流れ」の理解を目標にしています。

【講義概要】
つねに最先端を走っていた古代オリエント世界。本講座では、考古学的な目線、すなわち遺跡・遺構・遺物といった「モノ」から、古代オリエントの都市文明を捉えていきます。具体的には、都市の誕生からグローバル化の時代まで、「都市」「文字」「冶金」をキーワードとしながら講義を進めていきます。都市をはじめとして、文字、青銅器、貨幣、陶器、ガラスなど、メソポタミア周辺においていち早くなしとげられた多様な発明について時系列に沿って解説しながら、現代の都市文明の原点をさぐっていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/ 7(金) 最古の都市誕生−すべてはメソポタミアから始まった
第2回 2017/ 4/14(金) 絵文字から楔形文字へ−シュメール都市国家の神殿と記号
第3回 2017/ 4/21(金) 伝説の都市アガデ−メソポタミアを統一したアッカド王朝
第4回 2017/ 4/28(金) 最古の貨幣と交易−銀とラピス・ラズリ
第5回 2017/ 5/19(金) ジッグラトの建立−ウル第三王朝の完成させた領域国家
第6回 2017/ 5/26(金) 都市社会の度量衡−キュービットとアヒル形分銅
第7回 2017/ 6/ 2(金) 交易都市マリ−グルメな王ジムリ・リムの宮殿
第8回 2017/ 6/ 9(金) 都市問題の解決−ハンムラビ王の目指した弱者救済
第9回 2017/ 6/16(金) 古代世界の技術革新−ミタンニの陶器とヒッタイトの鉄
第10回 2017/ 6/23(金) まとめ−古代オリエントの都市誕生からグローバル化まで

備考

【ご受講に際して】
◆これまでの拙講「オリエントの考古学」の内容を踏まえていますが、初めて受講される方でも大丈夫です。


参考図書
『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る(講談社選書メチエ)』(講談社)(ISBN:978-4062586238)

【備考】
パンフレット記載の日程に変更がございます。5/12(金)は休講となり、この補講は6/23(金)に行います。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小泉 龍人
肩書き 東京大学東洋文化研究所・特任研究員
プロフィール 1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西アジア考古学、比較都市論、古代ワイン。おもな著書に『都市の起源』(講談社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)など。国立科学博物館の特別展「ワイン展」に携わる。
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