検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-08 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:110234

茶の湯の歴史 応用編・本旨 [禅寺にて座禅及び法話] 禅茶一心 禅と茶から成立した日本の生活

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(月)~ 6月19日(月)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
30,160円
定員
20
その他
ビジター価格 34,534円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
禅と茶道が深くかかわり、日常生活そのものであることを学びます。
茶と禅は鎌倉時代、建仁寺開山栄西禅師により中国から招来され、日本に定着いたしました。茶禅一味の始まりです。1400年代、村田珠光は禅の教えを元に、日本独自の茶・「侘び茶」を誕生させます。侘び茶は武野紹鴎・千利休と受け継がれ武将の生活の中にも定着して日本独自の文化として確立されます。禅僧の南坊宗啓が綴った『南方録』があります。内容は千利休が仏法と茶を語ったものです。その南方録の冒頭に「茶の湯は第一仏法を以って修業得道する事也」で始まり、「仏にそなえ、人にもほどこし、我も飲む」と結ばれています。まさしく日本古来の風習であり、禅をもとに茶道が成り立ち、日本文化となっていった過程がよくわかります。茶道は何よりも「和敬清寂」を大切にします。人に対するおもいやりの心、己をみつめる心、禅語でいう「不立文字、明鏡止水」です。すなわち神様、仏様にお詣りする心なのです。先達が茶禅一味を心の支えとし生きる道行の資として茶道を勉強します。茶禅一味とはやさしく生きることを学ぶことです。

【講義概要】
1400年代、侘び茶を誕生させた村田珠光は禅僧、一休宗純に参禅し、少欲知足を知り形式より心のあり方を学び茶禅一味の境地を開きました。心のお茶、日本独自の茶道のはじまりです。弟子の武野紹鴎は茶道とは「正直に慎み深くおごらぬ様」と茶禅一味の境地を言い表しています。禅語でいう「不立文字・明鏡止水」です。禅の心(自分をみつめること)で茶道の本旨である「和敬清寂」を千利休の『南方録』を参照にしながら茶と禅の心、”やさしく生きる”という茶道本旨の精神面を求めてまいります。

備考

【ご受講に際して】
◆茶道の経験は全く関係なく学ぶ講座です。
◆繰り返し受講も可能です。
◆禅寺参拝は現地集合・現地解散となります。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。
◆受講料には座禅体験費が含まれております。
◆『茶の湯の歴史 基礎編・応用編・武将編』のご受講にあたって、特に順序の定めはありません。
◆年間(春学期・秋学期)を通して学ぶ講座です。一年を通して禅茶一心とは何かを解説いたします。『南方録』を読みながら、春学期は禅と茶の関わりに重点を置きます。秋学期は禅茶一心とやさしく生きることを結んでいきます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山﨑 仙狹
肩書き 茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.