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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-15 / 日本史 / 学内講座コード:110216

仮名古筆を読む、味わう 仮名古筆鑑賞の基礎知識と変体仮名の読み方の習得

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月17日(月)~ 6月26日(月)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古筆鑑賞の基礎知識を学び、展覧会や刊行物等で接する古筆作品の価値、筆者、書写年代等を正しく理解できるようにします。
・変体仮名の読みの練習を毎週行い、大字で記した和歌懐紙や短冊等は何とか読める程度に至ります(今までの履修者のほとんどの方が達成しています)。
・内容伝達の用具である文字にも、美しい(あるいは美しくない)かたちがあることを理解します。

【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の仮名書きの写本を古筆といいます。この講座では、美しいとされる平安~鎌倉初期の古筆はどこが美しいか(作品を見る時の注目点)、古筆鑑賞に必要な約束事とは何か、仮名のかたち=書様は時代によって変化するが、どのように変化してゆくのか等、古筆鑑賞の基礎知識を学びます。なお、変体仮名の習得には、大きな字で記された入門用のテキストを用意しますので、全く初心者という方でも受講できます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/17(月) リファレンス“古筆とはどういうものか”
第2回 2017/ 4/24(月) 古筆の様々な鑑賞形態
第3回 2017/ 5/ 8(月) 仮名古筆を見る折の注目点
第4回 2017/ 5/15(月) 古筆鑑賞の約束事
第5回 2017/ 5/22(月) 各時代の古筆の書様(平安時代)
第6回 2017/ 5/29(月) 各時代の古筆の書様(鎌倉~南北朝)
第7回 2017/ 6/ 5(月) 各時代の古筆の書様(南北朝~室町時代前期)
第8回 2017/ 6/12(月) 各時代の古筆の書様(室町時代後期)
第9回 2017/ 6/19(月) 各時代の古筆の書様(まとめ)
第10回 2017/ 6/26(月) 展覧会見学か、図書館での実習

備考

【ご受講に際して】
◆期間中に少なくとも1回の展覧会見学か、古筆作品を所蔵する図書館等で、実作品に触れる機会を設けます(但し、来年度の展覧会は未公開なので内容は未定です)。
◆毎時間、必ず変体仮名を読む練習をします。テキストと簡単な字典のコピーはこちらで用意しますが、ご自分で字典をお持ちの方はご持参下さい(参考図書参照)。


参考図書
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(ISBN:4-490-10331-X)
『和歌と仮名のかたち─中世古筆の内容と書様─』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70733-8)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 出光美術館 学芸員
プロフィール 東京生まれ。博士(文学)。専門分野である和歌古筆を対象とした展覧会企画、図録・論考執筆のかたわら、中世の古筆資料の調査発掘活動を続ける。展覧会図録に「西行の仮名」、「古筆手鑑展」(出光美術館)。著書に「時代を映す古筆切」(『古筆への誘い』三弥井書店 共著)、『和歌と仮名のかたち』(笠間書院)。
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