講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-11 / 文学 / 学内講座コード:110107
じっくり読む『源氏物語』第二部
- 開催日
- 4月13日(木)~ 6月22日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
長年連れ添った紫上という最愛の妻がありながら、朱雀院の女三宮を正妻に迎えてしまった光源氏に対して、紫上は、平静を装いつつも決定的な不信感を抱え込んでしまいます。そんな二人の内面に寄り添いながら、しだいに佳境に入っていく第二部の世界をじっくり味わっていきましょう。
【講義概要】
第一部の過去を呼び返して捉え直し、第三部へと続く問題も提起する第二部は、『源氏物語』全体を見渡すという意味で、もっとも適した巻々と言えます。個々の作中人物の魅力とストーリーとのバランスのよさもその魅力でしょう。その第二部の厚みのある物語世界を、毎回、時間をかけて丁寧に読み込んでいくのが本講座です。受講生の皆様に順送りで本文の朗読をお願いし、その箇所について講義するという形式で進めてまいります。物語を先へ先へとはやく読み進めたいというご要望には対応しない講座となっておりますので、ご受講の際にはご注意ください。インターネット等に情報のあふれる今日、『源氏物語』が好きという共通点をお持ちのみなさんが週に一度気持ちよく集い、さまざまな読みを試みながら、ライブ形式の授業ならではのよさを実感していただけるよう努めます。
長年連れ添った紫上という最愛の妻がありながら、朱雀院の女三宮を正妻に迎えてしまった光源氏に対して、紫上は、平静を装いつつも決定的な不信感を抱え込んでしまいます。そんな二人の内面に寄り添いながら、しだいに佳境に入っていく第二部の世界をじっくり味わっていきましょう。
【講義概要】
第一部の過去を呼び返して捉え直し、第三部へと続く問題も提起する第二部は、『源氏物語』全体を見渡すという意味で、もっとも適した巻々と言えます。個々の作中人物の魅力とストーリーとのバランスのよさもその魅力でしょう。その第二部の厚みのある物語世界を、毎回、時間をかけて丁寧に読み込んでいくのが本講座です。受講生の皆様に順送りで本文の朗読をお願いし、その箇所について講義するという形式で進めてまいります。物語を先へ先へとはやく読み進めたいというご要望には対応しない講座となっておりますので、ご受講の際にはご注意ください。インターネット等に情報のあふれる今日、『源氏物語』が好きという共通点をお持ちのみなさんが週に一度気持ちよく集い、さまざまな読みを試みながら、ライブ形式の授業ならではのよさを実感していただけるよう努めます。
備考
【ご受講に際して】
◆『源氏物語』第一部の物語内容を把握しておいてください。
テキスト
『古典セレクション 源氏物語9 若菜上』(小学館)(ISBN:4-09-362089-X)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆『源氏物語』第一部の物語内容を把握しておいてください。
テキスト
『古典セレクション 源氏物語9 若菜上』(小学館)(ISBN:4-09-362089-X)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 縄野 邦雄 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1966年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院修了。早稲田大学講師。専門分野は平安時代の物語文学、特に『源氏物語』。主な著書に『源氏物語と平安文学』第四輯、『源氏物語がわかる本』(共編著)などがある。 |