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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-14 / その他教養 / 学内講座コード:”2221Z001

離婚を経験する家族への支援 FAITプログラムを通して考える、離婚後の家族のかたち

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
9月24日(土)
講座回数
1回
時間
14:30~16:00
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
日本では、親の離婚を経験する子どもの数が増加しており、離婚する親と子どもへの支援が求められています。日本における離婚件数は年間20万件程度を推移しており、最近では5~6人に1人の子どもが親の離婚を経験するといわれています。
離婚は大人にとっても子どもにとっても大きな出来事です。親自身にとっても目まぐるしい変化に適応することを余儀なくされ、大きなストレスを感じるライフイベントとなります。その中では、離婚のことを子どもにどう話せばいいんだろう?離婚によってなにか影響がでるのだろうか?といった心配を抱えながらも、親として子どもの気持ちを十分に考える余裕がなくなることがしばしばあります。親の離婚を経験する子どもの側も、年齢や状況によって様々ではあるものの、離婚によっていろいろな気持ちや不安、心配、人間関係の悩みを抱えることがあります。
離婚を経験した家族への支援の一つに、FAITプログラムがあります。これは、離婚後の親子をサポートするために米国で開発された心理教育プログラムを、現在の日本にあわせて改訂したもので、2010年より日本で研究と実践を重ねてきました。離婚によって生じやすい子どもと家族の問題を理解し、その効果的な対処方法を具体的に学ぶことを目的としています。プログラムの名前であるFAITとは、英語でFamilies In Transition、「移行期の家族」という意味です。離婚は家族のかたちや関係が変わる移行期であるととらえ、子どもの気持ちに寄り添いながら新しい家族のかたちをつくっていくプロセスをサポートしています。
本講座では、離婚をめぐる現状とFAITプログラムの実践についてお話しするとともに、家族のかたちや関係が変わろうとする時に大人ができること、そして現代の多様な家族のかたちや関係性について考えていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 09-24 14:30~16:00

備考

『離婚を経験するご家族へ 家族のかたち、子どもの気持ち~親と子が幸せになるために~』
(FAIT-JapanのHP http://fait-japan.com/ で公開しています)

※プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

※高校生は専用ページからお申し込みください。

単位数:0単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。

お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 大瀧 玲子
肩書き 東京都立大学 人文社会学部 助教
プロフィール 博士(教育学)。公認心理師・臨床心理士・家族心理士。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。日本女子大学カウンセリング・センター非常勤研究員,東京大学大学院教育学研究科特任研究員などを経て,現在,東京都立大学人文社会学部心理学教室助教。専門は臨床心理学,家族心理学。著書に、『知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいの体験に関する研究:目に見えない障害とどのように向き合っていくのか』(風間書房,2020)など。2010年よりFAIT-Japan研究会。FAITプログラムのHP:fait-japan.com
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