大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
普段建築について思いをめぐらせたことはありますでしょうか?建築物の背後に隠された歴史や作り手の思いは、なかなか深いものがあります。私たちは普段の忙しい生活におわれ、思いのこもった建物の前を素通りしてしまいがちです。今回の企画では、上野公園やその北側に広がる谷根千地区まで範囲を広げ、散歩をしながら建築物について解説をするというものです。ルートは上野駅公園口から始まり、谷中を抜け、西日暮里の駅までと考えております。上野界隈の歴史は古く、江戸時代には寛永寺が栄華を誇っておりましたが、今回の散歩形式の講義は20世紀以降の歴史に焦点をあてております。なぜなら、上野界隈の建築物は、日本におけるモダニズム初期の優れた建築物が多いからです。それらを通して、建築の作り手の思い、背後にある社会的背景に触れたいと思います。

散策建物リスト(予定)
1.東京文化会館
2.国立西洋美術館
3.国立科学博物館
4.東京国立博物館
5.東京都美術館
6.国立こども図書館
7.東京藝術大学
8.スカイザバスハウス
9.朝倉彫塑館

※講師の説明を受けながら歩く講座です。歩きやすい服装、靴でご参加ください。
※集合場所については、受講のご案内に同封いたします。
※場合によっては実際に美術館や博物館に入る場合もあります。

【講座スケジュール】
第1回 05-07 13:00～16:10

単位数：1単位
場所：上野界隈(散歩形式)

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。

お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	土屋 真
肩書き	東京都立大学 システムデザイン学部インダストリアルアート学科 助教
プロフィール	東京都立大学助教。 2003 東北大学工学部建築学科卒業 2005 東京芸術大学美術研究科建築科卒業 2005 山本理顕設計工場勤務 2006 東京日建設計勤務 2009 首都大学東京システムデザイン学部勤務