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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-07-06 / その他教養 / 学内講座コード:”2121G101

食 × 文化 人間にとって食べるとはどういうことか

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
7月16日(金)~9月11日(土)
講座回数
8回
時間
13:30~15:00、18:30~20:00
講座区分
その他 
入学金
3,000円
受講料
16,000円
定員
60
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『食 × 文化』
人間にとって食べるとはどういうことか
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は『食 × 文化』をテーマに、8回シリーズの講義をお届けします。3ヶ月に渡る長期の講座ですが、食材や調理に関する研究から食育、海外の食など様々な食文化を紹介、皆様に楽しく学んでいただければ幸いです。
人間にとって食べるという行為は、生命を維持するためには不可欠のものです。しかしながら人間は、糧(栄養)としての食はもとより、知性をふるって味覚・嗅覚・視覚を含めた食文化にまで昇華させてきました。食文化とは「どのような素材を、どのように料理して食べるかという食物、食事に関する各民族、各地域に固有の特色を総称して言うもので、食器類の特徴や食事の作法までをも含む」と定義される場合もあります。
平成25年には和食が世界無形文化遺産に登録されましたが、和食の4つの特徴を (1)「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重」 (2)「健康的な食生活を支える栄養バランス」 (3)「自然の美しさや季節の移ろい表現」 (4)「正月などの年中行事との密接な関り」としています。
本講座では「食 × 文化」と題し、食と人々との関りを様々な視点から紹介します。8回シリーズですので内容は限定的ではありますが、多くの方々に興味を持っていただけるようなユニークで専門的な研究をとりあげました。
前半は縄文期の食から始まり、人間にとっての肉食、日本における米そのものの歴史や和食、また江戸の食の一端を落語と解説で紹介します。次いで、食と健康という視点で最新の栄養学や、日本ではなじみ深い給食の歴史を取りあげます。後半の二つの講座では、日本から少し離れて「食」というものを考えてみます。まずは日本でも知られてきたジョージアの食文化ですが、それはシルクロードを通じてアジアの影響を受けると共に、西にヨーロッパ、南に中東、北にロシアという地域特性もあり、極めてユニークな食文化を形成しています。最後は、「食」を中心としたビジネス、特に食と観光という観点から、コロナ後のフードツーリズムや地域振興のための資源としての「食×文化」の未来を考えます。本講座で、食の魅力を堪能していただければ幸いです。十分にお楽しみ下さい

【講座スケジュール】
第1回 07/16 18:30~20:00
第2回 07/24 13:30~15:00
第3回 07/31 13:30~15:00
第4回 08/06 18:30~20:00
第5回 08/21 13:30~15:00
第6回 08/26 18:30~20:00
第7回 09/04 13:30~15:00
第8回 09/11 13:30~15:00

備考

本講座に関係する著作
『縄文時代の歴史』山田 康弘 著作、『縄文時代の不思議と謎』山田 康弘 著作、『肉食行為の研究』野林 厚志 編著、『米の日本史』佐藤 洋一郎 著作、『食の多様性』佐藤 洋一郎 著作、『フードツーリズムのすすめ』菊地 俊夫 著作、『グルジア現代史』前田 弘毅 著作、『食べるとはどういうことか』藤原 辰史 著作、『給食の歴史』藤原 辰史 著作、『最新 基礎栄養学』篠田 粧子 編著

※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山田 康弘
肩書き 東京都立大学人文社会学部 教授
プロフィール 1967年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。博士(文学)。熊本大学助手、土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム学芸員、島根大学教授、国立歴史民俗博物館教授を経て、現在は東京都立大学人文社会学部教授。専門は先史学。著書に『人骨出土例にみる縄文の墓制と社会』(同成社)、『老人と子供の考古学』(吉川弘文館)、『つくられた縄文時代』(新潮選書)、『縄文人の死生観』(角川ソフィア文庫)、『縄文人がぼくの家にやってきたら!?』(実業之日本社)、『縄文時代の歴史』(講談社現代新書)がある。
名前 野林 厚志
肩書き 国立民族学博物館学術資源研究開発センター 教授、総合研究大学院大学 教授
プロフィール
名前 佐藤 洋一郎
肩書き 京都府立大学 教授、和食文化学会 初代会長
プロフィール
名前 立川 寸志
肩書き 落語家
プロフィール 東京都立川市生まれ。東京都立大学人文学部史学専攻(日本近世史)を卒業。出版社勤務を経て2011年8月44歳で立川談四楼に入門。2015年3月二ツ目昇進。第16回、第18回、および第20回さがみはら若手落語家選手権ファイナリスト。2017年、渋谷らくご賞《たのしみな二つ目賞》受賞。キャッチフレーズは「遅れて来た落語少年」。

※写真撮影/久門易
名前 篠田 粧子
肩書き 東京都立大学特任教授
プロフィール 元首都大学東京教授。
専門は栄養生化学。消化管における栄養素吸収のメカニズムについて、生体および遺伝子レベルで研究している。米国の大学に留学し栄養学を学んだ経験と、その大学寮の食事で大量に体重が増加した経験から、日本型食生活が世界に誇れるものであると実感し、食生活改善の啓蒙活動にも力を注いでいる。
名前 藤原 辰史
肩書き 京都大学人文科学研究所 准教授
プロフィール
名前 前田 弘毅
肩書き 東京都立大学人文社会学部人文学科 歴史学・考古学教室 教授
プロフィール 東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒、同大学人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。在学中にグルジア東洋学研究所に留学。北海道大学スラブ研究センター、大阪大学世界言語研究センター勤務を経て2010年より現職。専門はイラン・グルジア史、コーカサス地域研究。著書として『イスラーム世界における奴隷軍人とその実像』(明石書店)、『グルジア現代史』(東洋書店)などがある。
名前 菊地 俊夫
肩書き 東京都立大学大学教育センター 特任教授
プロフィール 東京都立大学都市環境学部 名誉教授、大学教育センター 特任教授。 理学博士
専門は地理学(農業・農村地理学、観光地理学)、および自然ツーリズム学。
著書は、『Tokyo as a Global City』Springer、『ツーリズムの地理学』二宮書店、『自然ツーリズム学』朝倉書店、『文化ツーリズム学』朝倉書店、および『フードツーリズム学』フレグランスジャーナル社など多数。
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