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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-10 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:340218

人物回覧―太宰治・森繬久彌・向田邦子・五木寛之 映像で読み解くその時代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月12日(金)~ 2月 2日(金)
講座回数
4回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
13,662円
定員
24
その他
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本の近代の〈稗史〉を生きた人物を通してその時代を考えます。
・それぞれの人物が〈日本〉や〈アジア〉という国家とどのように向き合い、かかわってきたのかを問います。
・かれらの歩みが、その時代の歴史とどのような関係を取り結んだのかを考えます。
・かれらの行動や作品を通して、その今日から見た意味を掘り起こします。

【講義概要】
今回とりあげる4人は、戦後社会のなかでエンターテインメントとしての作品を通して時代のシンボルとなった作家たちです。いわば「同時代人」としての彼らがどのようにして人々に迎えられ、共感や喝采と得ていったのかを、映像作品を通してみてゆきます。終戦直後の荒れた世相のもとで「人間失格」などでベストセラー作家になった太宰、飄逸な演技によって人生の面白さと人間の哀歓を演じ続けた森繁、夫婦や家族のなかに息づく男と女のせめぎあいを巧みにドラマにした向田、そして戦後の荒廃から復興して成長へ向かう時代の日本人の夢と挫折を物語にした五木。それぞれの作品から「われらの時代」の声を探ります。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/12(金) (1)太宰治◆映画『ヴィヨンの妻』
第2回 2024/ 1/19(金) (2)森繁久彌◆映画『猫と庄造と二人のおんな』
第3回 2024/ 1/26(金) (3)向田邦子◆映画『あ・うん』
第4回 2024/ 2/ 2(金) (4)五木寛之◆映画『青春の門』

備考

【ご受講に際して】
◆各回資料配付の予定です。
◆参考書籍は、各回、教室で個別に紹介します。
◆休講の際の補講日は2月9日を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 柴崎 信三
肩書き ジャーナリスト、元日本経済新聞論説委員
プロフィール 1946年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、日本経済新聞社へ入社。文化部長、論説委員などを務めた。獨協大、白百合女子大で表象文化論、日本文化論などを講じる。著書に『魯迅の日本 漱石のイギリス』(日本経済新聞社)『絵筆のナショナリズム』『絵画の運命』(ともに幻戯書房)『パトリの方へ』(ウエッジ)『〈日本的なもの〉とは何か』(筑摩書房)などがある。
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