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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-13 / 日本史 / 学内講座コード:240214

江戸のくずし字で読む 蔦屋重三郎の素敵な仲間たち

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月15日(月)~ 3月11日(月)
講座回数
8回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・くずし字の仮名に慣れ、絵解きしながら18世紀の版本を楽しむこと
・江戸の町に暮らす人びとの生活ぶりと町の様子などを読み取ること
・江戸の生活を探るとき、手掛りが出版物にあることを確認すること

【講義概要】
今学期の教材は、18世紀後半の江戸文化が生み出した出版物「黄表紙」です。第二世代の旗手となった、蔦屋重三郎は2025年の大河ドラマの主人公に選ばれたので、蔦重の耕書堂から出版された作品を読みましょう。作者(戯作者)は十返舍一九です。19世紀に刊行された『東海道中膝栗毛』で一躍ベストセラー作家に踊り出ますが、無名時代は耕書堂で働きながら作家を目ざしており、耕書堂のある「通油町」の町会所に住んでいました。一九のデビュー作を読んで、繁栄する「江戸」の町の風俗と暮らしを読み取りたいと思います。何よりも作家デビューした一九の作品『心学時計草』を批判的に味わい、江戸文化の何たるかを学びましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/15(月) 十返舍一九とは?黄表紙とは?--お話と教材1枚目の「序文」と本文1枚目の読み始め。
第2回 2024/ 1/22(月) 一九のデビュー作『心学時計草』の舞台は、なぜか江戸の遊里「吉原」
第3回 2024/ 1/29(月) 心学に執心のおいらん「柏手(かしわで)」と12人のお客との問答が「子ノ刻」に始まる
第4回 2024/ 2/ 5(月) 続くお客は、熟睡の時間帯「寅の刻」と起床となる明け六つの「卯の刻」
第5回 2024/ 2/19(月) 明るくなった朝「辰ノ刻」と「巳ノ刻」のお客
第6回 2024/ 2/26(月) 昼過ぎは「午の刻」と「未の刻」「申の刻」のお客。おいらんは一人で頑張る!?
第7回 2024/ 3/ 4(月) 夜のお客は暮れ六つの「酉の刻」から「戌の刻」「亥の刻」の3人のお客
第8回 2024/ 3/11(月) 12人のお客と柏手の問答の結末は?

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 菅野 俊輔
肩書き 江戸文化研究家、歴史家
プロフィール 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)、監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』(宝島新書)等。
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