検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-08 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:140508

宗教はなぜ暴力を容認するのか? 宗教と暴力の複雑かつ深刻な関係を、世界と日本を対象に考察する

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月10日(水)~ 2月28日(水)
講座回数
8回
時間
13:10~14:40
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・古今東西、宗教は平和を求めると言いながら、実は暴力を容認してきた。それは、なぜか。その根源的な原因を探求する。
・暴力を生み出す、あるいは肯定する理由を、各宗教の教義と歴史的な経緯から考察する。
・最終目標は、そもそも宗教とは何か?を確認することにある。

【講義概要】
世界中のどの宗教も正義にもとづき平和を求めると主張してきた。しかし現実には宗教に由来する暴力が横行し、大規模な戦争すら度々起こってきた。その根源的な原因がどこにあるのか考察する。たとえば暴力を宗教はやむなく容認したのか、むしろ積極的に肯定したのか。そもそも正義の定義が、また平和の意味が、私たちの常識と同じなのかどうか、疑いがある。これらの課題を各宗教の教義と歴史的な経緯から読み解く。対象の宗教は主にセム型一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)と仏教とし、時代は古代から現代まで。特に近現代では神学者が関与したヒトラー暗殺計画、都市型テロの先鞭となったオウム真理教も論じる。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/10(水) 宗教の起源・暴力の起源
第2回 2024/ 1/17(水) セム型一神教の暴力肯定 旧約聖書からコーランまで
第3回 2024/ 1/24(水) 十字軍・魔女裁判・異端審問
第4回 2024/ 1/31(水) ヒトラー暗殺計画と現代キリスト教神学
第5回 2024/ 2/ 7(水) ブッダの非暴力VS.大乗仏教/密教の暴力肯定
第6回 2024/ 2/14(水) 一向一揆・法華一揆・キリシタンの乱
第7回 2024/ 2/21(水) 近代仏教の戦争協力
第8回 2024/ 2/28(水) オウム真理教はなぜ暴発したのか

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 宗教学者
プロフィール 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.