講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-10 / 日本史:経済 / 学内講座コード:140257
日本経済思想史―江戸・明治の貨幣観
- 開催日
- 1月12日(金)~ 2月16日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・江戸時代の貨幣制度を知る。
・政策担当者の貨幣観とその歴史的変遷をたどる。
【講義概要】
日本では10世紀半ば以降、公家政権も武家政権も貨幣を発行していませんでした。したがって、17世紀初頭に徳川政権が金貨・銀貨・銭貨を鋳造し、これらの貨幣を全国に通用させたことは、日本経済史における画期的な出来事でした。言いかえれば、江戸時代以降の日本経済にとって貨幣は不可欠の要素となり、このため経済政策においても、貨幣は重要な位置を占めるようになりました。本講座では、徳川政権の政策担当者が貨幣をどのように理解し、経済政策に組み込んだのかを通観し、さらに、それが明治前期の政策担当者にどのようにつながっているのかを考えたいと思います。
※2022年度の同名講座に一部新たな内容を追加し再構成しています。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/12(金) 江戸時代の経済システム
第2回 2024/ 1/19(金) 貨幣改鋳の開始と批判
第3回 2024/ 1/26(金) いわゆる「享保改革」
第4回 2024/ 2/ 2(金) いわゆる「田沼政治」
第5回 2024/ 2/ 9(金) 大隈重信の「殖産興業政策」
第6回 2024/ 2/16(金) 日本銀行の誕生
・江戸時代の貨幣制度を知る。
・政策担当者の貨幣観とその歴史的変遷をたどる。
【講義概要】
日本では10世紀半ば以降、公家政権も武家政権も貨幣を発行していませんでした。したがって、17世紀初頭に徳川政権が金貨・銀貨・銭貨を鋳造し、これらの貨幣を全国に通用させたことは、日本経済史における画期的な出来事でした。言いかえれば、江戸時代以降の日本経済にとって貨幣は不可欠の要素となり、このため経済政策においても、貨幣は重要な位置を占めるようになりました。本講座では、徳川政権の政策担当者が貨幣をどのように理解し、経済政策に組み込んだのかを通観し、さらに、それが明治前期の政策担当者にどのようにつながっているのかを考えたいと思います。
※2022年度の同名講座に一部新たな内容を追加し再構成しています。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/12(金) 江戸時代の経済システム
第2回 2024/ 1/19(金) 貨幣改鋳の開始と批判
第3回 2024/ 1/26(金) いわゆる「享保改革」
第4回 2024/ 2/ 2(金) いわゆる「田沼政治」
第5回 2024/ 2/ 9(金) 大隈重信の「殖産興業政策」
第6回 2024/ 2/16(金) 日本銀行の誕生
備考
【ご受講に際して】
◆参考図書『日本経済思想史 江戸から昭和』(勁草書房、2015年)
◆休講した場合の補講日は3月1日(金)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆参考図書『日本経済思想史 江戸から昭和』(勁草書房、2015年)
◆休講した場合の補講日は3月1日(金)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 川口 浩 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1951年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程後期課程満期退学。専攻は日本経済思想史。早稲田大学政治経済学部で日本経済思想史・日本経済史を担当。早稲田大学野球部長を17年間務める。『江戸時代の経済思想-「経済主体」の生成-』(勁草書房、1992年)、『日本の経済思想世界-「十九世紀」の企業者・政策者・知識人-』(編著、日本経済評論社、2004年)、『日本経済思想史 江戸から昭和』(共著、勁草書房、2015年)、A History of Economic Thought in Japan : 1600-1945 (共著、Bloomsbury、2022年)、『熊沢蕃山』(ミネルヴァ書房、2023年)など。 |