講座詳細情報
申し込み締切日:2023-11-16 / 日本史 / 学内講座コード:730264
古代のアート―装飾古墳の謎 見せる埋葬の比較考古学
- 開催日
- 11月18日(土)~12月 2日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,831円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・先史壁画として、装飾古墳の固有の美の世界を知る。
・文献資料・考古資料を読み込んで多面的に歴史を捉える。
・人類史の観点から装飾古墳・装飾墓や洞窟壁画を比較する。
【講義概要】
巨大古墳が築かれた近畿中央部(後の畿内)に少なく、九州の北・中部や関東から東北にかけて分布する装飾古墳は、ローカルな古墳文化と今まで見なされてきた。しかし、この講義では畿内中心史観を排し、死生観の多様性を重視する立場から装飾古墳の謎の解明に挑む。さらに、壁画を守り伝えるための取り組みや最新デジタル技術の導入など、壁画の保存と活用について国内外の事例を紹介する。最後に、装飾古墳・装飾墓が日本だけでなく世界的に分布する王墓とならぶ「見せる埋葬」の一種であることを指摘し、洞窟壁画と対照しつつ人類にとって先史壁画遺産の意義について考察する。2回の講義を通じて装飾古墳研究の到達点を分かり易く提示したい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/11/18(土) 筑紫君磐井の乱と装飾古墳
第2回 2023/12/ 2(土) 装飾古墳の人類史
・先史壁画として、装飾古墳の固有の美の世界を知る。
・文献資料・考古資料を読み込んで多面的に歴史を捉える。
・人類史の観点から装飾古墳・装飾墓や洞窟壁画を比較する。
【講義概要】
巨大古墳が築かれた近畿中央部(後の畿内)に少なく、九州の北・中部や関東から東北にかけて分布する装飾古墳は、ローカルな古墳文化と今まで見なされてきた。しかし、この講義では畿内中心史観を排し、死生観の多様性を重視する立場から装飾古墳の謎の解明に挑む。さらに、壁画を守り伝えるための取り組みや最新デジタル技術の導入など、壁画の保存と活用について国内外の事例を紹介する。最後に、装飾古墳・装飾墓が日本だけでなく世界的に分布する王墓とならぶ「見せる埋葬」の一種であることを指摘し、洞窟壁画と対照しつつ人類にとって先史壁画遺産の意義について考察する。2回の講義を通じて装飾古墳研究の到達点を分かり易く提示したい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/11/18(土) 筑紫君磐井の乱と装飾古墳
第2回 2023/12/ 2(土) 装飾古墳の人類史
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月9日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆参考図書:『装飾古墳の謎』河野一隆著(文春新書1390・ISBN:978-4166613908)をお読みいただくと、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は12月9日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆参考図書:『装飾古墳の謎』河野一隆著(文春新書1390・ISBN:978-4166613908)をお読みいただくと、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 河野 一隆 |
---|---|
肩書き | 東京国立博物館学芸研究部長 |
プロフィール | 1966年福岡県柳川市出身、京都大学大学院文学研究科修士課程修了後、(財)京都府埋蔵文化財調査研究センター、九州国立博物館を経て現職。専門分野は日本考古学。主要著作に、『王墓と装飾墓の比較考古学』同成社(2022年)、『装飾古墳の謎』文藝春秋新書(2023年)、「装飾古墳とはなにか?」『最新技術でよみがえる 九州装飾古墳のすべて』東京書籍(2015年、共著)などがある。 |