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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:330518

ユダヤ教思想史 二つの一神教の成立とその特徴

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(火)~12月 5日(火)
講座回数
10回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
24
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・現代まで続く2つの一神教、ラビ・ユダヤ教とキリスト教の成立とその思想への理解を深める。
・2つの一神教が胎動する激動の第2神殿時代とはどんな時代かを知る。
・ユダヤとギリシアとローマの3つの文化の重層化への視点を身につける。

【講義概要】
イエスが活動した時代のユダヤは、既にギリシア文化の影響下で300年を経過し、ローマ支配下に入って100年近くを経ているので、ユダヤ教とキリスト教の特徴を考えるためには、3つの異なる文化の重層性に注意する必要がある。この講義では、バビロン捕囚後のエルサレム神殿再建の時代からローマとユダヤとの二度の戦争までの600年間に、ユダヤ社会が受けた様々な歴史的変化を通して、二つの一神教へと収斂するユダヤ宗教思想の歴史的展開とその特徴を明らかにする。ユダヤとギリシアとローマという3つの文化の重層性にいつも注目してもらいたい。

【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 3(火) ユダヤ教共同体の成立
第2回 2023/10/10(火) 「モーセの律法」あるいは「モーセ五書」の独自の思想
第3回 2023/10/17(火) ヘレニズム文化の力
第4回 2023/10/24(火) 「マカバイ書」と「ダニエル書」の思想的特徴
第5回 2023/10/31(火) エルサレム神殿とヘロデ王
第6回 2023/11/ 7(火) 死海写本「教団規則」と世界観
第7回 2023/11/14(火) 「断食の書」と神殿税
第8回 2023/11/21(火) 「福音書」と「モーセの律法」
第9回 2023/11/28(火) 過越し祭とイエスの最後の晩餐
第10回 2023/12/ 5(火) ユダヤの聖典は、なぜ成文律法と口伝律法を含むのか

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 市川 裕
肩書き 東京大学名誉教授
プロフィール 法学を学んだ後、一生の仕事として聖書研究を志し宗教学の大学院で旧約聖書を学ぶが、イエス時代のユダヤ教に強く惹かれ、ヘブライ大学に留学し律法研究に取り組む。現地のシナゴーグで1年間毎朝の礼拝に出て感銘を受ける。著書に『ユダヤ教の精神構造』、『ユダヤ的叡智の系譜』(ともに東京大学出版会)、『ユダヤ人とユダヤ教』(岩波新書)など。
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