講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:330405
日本美術史―桃山時代から江戸時代中期
- 開催日
- 11月 1日(水)~11月22日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・美術史の考え方に対する理解を深め、発想法になじむ。
・建築、彫刻、絵画、工芸など日本美術の重要な作例のいくつかを知る。
・日本美術史についての知識を身につける。
【講義概要】
3期目となるこの学期では、武士たちから町人たちへと造形の主体が移っていく近世の美術史をたどります。中でも重要な江戸時代中期については2回をかけて、長崎から京都・大坂、そして江戸という地域で起こったことを概観します。城郭や茶室の建築、大胆な意匠を持つ工芸品、武士階級の意識の変質、町衆や造仏聖の活動、人々の姿を生き生きととらえた風俗画から浮世絵への展開、南画や伊藤若冲・曾我蕭白ら中国絵画に基づきながらそれとは別種の世界を作った絵画などが、主要な話題となります。
【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 1(水) かぶきのデザイン――桃山時代
第2回 2023/11/ 8(水) 転形期の精神――江戸時代前期
第3回 2023/11/15(水) 市民たちの美的欲望――江戸時代中期(1)
第4回 2023/11/22(水) 洋風表現と錦絵――江戸時代中期(2)
・美術史の考え方に対する理解を深め、発想法になじむ。
・建築、彫刻、絵画、工芸など日本美術の重要な作例のいくつかを知る。
・日本美術史についての知識を身につける。
【講義概要】
3期目となるこの学期では、武士たちから町人たちへと造形の主体が移っていく近世の美術史をたどります。中でも重要な江戸時代中期については2回をかけて、長崎から京都・大坂、そして江戸という地域で起こったことを概観します。城郭や茶室の建築、大胆な意匠を持つ工芸品、武士階級の意識の変質、町衆や造仏聖の活動、人々の姿を生き生きととらえた風俗画から浮世絵への展開、南画や伊藤若冲・曾我蕭白ら中国絵画に基づきながらそれとは別種の世界を作った絵画などが、主要な話題となります。
【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 1(水) かぶきのデザイン――桃山時代
第2回 2023/11/ 8(水) 転形期の精神――江戸時代前期
第3回 2023/11/15(水) 市民たちの美的欲望――江戸時代中期(1)
第4回 2023/11/22(水) 洋風表現と錦絵――江戸時代中期(2)
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は11月29日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は11月29日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 佐藤 康宏 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京国立博物館、文化庁美術工芸課を経て東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。2020年に定年退職し名誉教授。博士(文学)。日本美術史、特に江戸時代の絵画史を専攻。著書『若冲・蕭白』(小学館、1991年)の本論「蕭白新論」で國華賞受賞。『湯女図――視線のドラマ』(平凡社、1993年)で倫雅美術奨励賞受賞(同書はちくま学芸文庫で再刊)。『若冲伝』(河出書房新社、2019年)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。ほかに『講座日本美術史』(共著、東京大学出版会)、『伊藤若冲』(東京美術)、『日本美術史』(放送大学教育振興会)、『絵は語り始めるだろうか――日本美術史を創る』(羽鳥書店)、『若冲の世紀――十八世紀日本絵画史研究』(東京大学出版会)などの著書がある。 |