大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・アメリカ映画を素材に、映像・作品の意味を主体的に読み取り、作品と能動的にかかわる楽しみを味わう。
・アメリカ映画を通して、欧米の社会・文化・歴史の一端に触れる。

【講義概要】
ハリウッドの名作をという時代の視点から読み直してみたいと思います。どんな作品もそれが作られた時代を反映していますが、そうした時代性という文脈から自由な立場で観ると、新しい物語として立ち上がって来るのではないかと思います。この講座でまだ取り上げていないハリウッドの名作のいくつかについて、歴史的背景・意義を踏まえつつも、現代的なもう一つの読みの可能性を探ります。以下の作品を扱います。『市民ケーン』(1941年)、『アラバマ物語』(1962年)、『地獄の黙示録』(1979年)、『シャイニング』(1980年)、『シンドラーのリスト』(1993年)

【各回の講義予定】
第1回 2023/11/ 2(木) 『市民ケーン』(1941年)
第2回 2023/11/ 9(木) 『アラバマ物語』(1962年)
第3回 2023/11/16(木) 『地獄の黙示録』(1979年)
第4回 2023/11/30(木) 『シャイニング』(1980年)
第5回 2023/12/ 7(木) 『シンドラーのリスト』(1993年)

【ご受講に際して】
◆もし可能であればとりあげる映画を事前に見ておいていただけると、講義をより理解できると思います。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	寺地 五一
肩書き	東京経済大学元教員
プロフィール	1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック―1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか―語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。