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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-26 / その他教養 / 学内講座コード:130534

生きがいの社会学―高齢期という人生段階における生きがいの追求

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(木)~12月 7日(木)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
本授業においては、次の3つの事柄について追及します。
・「生きがい」という言葉のもつ意味内容が、わが国文化の歴史的変容にともなって、どのように変化してきたのかを理解します。
・国内外の「老い(エイジング)」イメージを対比させながら、「老いを生きる」ということと「生きがい」との関係を理解します。
・以上の理解にもとづいて「いまの、そしてこれからの日本社会における高齢者の生きがい追求」のあり方を考えます。

【講義概要】
ある「生きがい」観によれば、生きがいは単に幸福感や楽しみといった心理的感覚だけでもたらさられるものではなく、たとえば使命感といったような内面価値の働きに支えられた生活(人生)充足感である、ということになります。しかし一方では、個人的な欲求充足の追求こそが生きがいの核心だとする主張も存在します。「生きがい」という価値には、いずれの主張をも否定しきれない、ふたつの価値側面があるようです。そこでこの講義では、厳しい社会・経済状況に直面している今日の日本社会の中で営まれるシニア・ライフにおいては、それらふたつの生きがいタイプをどのように調和すべきか、ということを社会学の視点から考えてみたいと思っています。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/28(木) 「生きがい」という価値意識
第2回 2023/10/ 5(木) 「生きがい」ということばの歴史
第3回 2023/10/12(木) 「生きがい」と「生きがい観」
第4回 2023/10/19(木) 「生きがい」観の比較文化論
第5回 2023/10/26(木) 近代の成熟と生きがい
第6回 2023/11/ 2(木) シニア・ライフにおける価値の多様化と生きがい
第7回 2023/11/ 9(木) 生きがいが媒介する社会的関係性:生きがいと互酬性
第8回 2023/11/16(木) シニア・ライフの「ワーク・ライフ・バランス」
第9回 2023/11/30(木) 生きがい価値から考えるシニア・ライフ
第10回 2023/12/ 7(木) 生きがいによる世代間共生

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 和田 修一
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学文学部哲学科(社会学専修)卒業。専門分野は社会学(社会老年学、近代社会論)。著書に『中高年齢層の職業と生活 ― 定年退職を中心として』(東京大学出版会、1982年、青井和夫との共編著)、『生きがいの社会学 ― 高齢社会における幸福とは何か』(弘文堂、2001年、高橋勇悦との共編著)など。
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