講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130515
『正法眼蔵』に学ぶ 「大悟」巻の講読
- 開催日
- 10月 3日(火)~12月 5日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 34,155円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『正法眼蔵』の各巻を順次講読する。
・道元の思想、教えについて学ぶ。
・道元の宗教体験の世界、禅の世界にふれる。
【講義概要】
今期は「大悟」の巻を講読する。この巻は、仁治三年(1242)、道元(1200~1253)が四十三歳のとき、興聖寺で修行僧に示した示衆である。仏教は釈尊の菩提樹下の悟りにもとづいていることは言うまでもない。その悟りを仏教では大切にしている。しかし、発心・修行・菩提・涅槃と言っているように、悟りである菩提は平穏な涅槃の世界に入るためにこそ必要なのであり、決して悟りが目的なのではない。悟りを如何に受けとめるか、道元は、臨済義玄と華厳休静と京兆米胡が述べている悟りへの言及を引用して拈提を加えている。道元は悟りについてどのように述べているか、宗教体験にもとづく道元の禅の世界を解説する。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 3(火) 「大悟」巻の講読(1)――「大悟」巻について――
第2回 2023/10/10(火) 「大悟」巻の講読(2)――仏の大道について――
第3回 2023/10/17(火) 「大悟」巻の講読(3)――人根の多般について――
第4回 2023/10/24(火) 「大悟」巻の講読(4)――臨済義玄の不悟者難得について――
第5回 2023/10/31(火) 「大悟」巻の講読(5)――華厳休静の教えについて――
第6回 2023/11/ 7(火) 「大悟」巻の講読(6)――大悟底人却迷について――
第7回 2023/11/14(火) 「大悟」巻の講読(7)――破鏡不重照落華難上樹について――
第8回 2023/11/21(火) 「大悟」巻の講読(8)――大悟と却迷について――
第9回 2023/11/28(火) 「大悟」巻の講読(9)――京兆米胡と仰山慧寂の問答について――
第10回 2023/12/ 5(火) 「大悟」巻の講読(10)――さとりについて――
・『正法眼蔵』の各巻を順次講読する。
・道元の思想、教えについて学ぶ。
・道元の宗教体験の世界、禅の世界にふれる。
【講義概要】
今期は「大悟」の巻を講読する。この巻は、仁治三年(1242)、道元(1200~1253)が四十三歳のとき、興聖寺で修行僧に示した示衆である。仏教は釈尊の菩提樹下の悟りにもとづいていることは言うまでもない。その悟りを仏教では大切にしている。しかし、発心・修行・菩提・涅槃と言っているように、悟りである菩提は平穏な涅槃の世界に入るためにこそ必要なのであり、決して悟りが目的なのではない。悟りを如何に受けとめるか、道元は、臨済義玄と華厳休静と京兆米胡が述べている悟りへの言及を引用して拈提を加えている。道元は悟りについてどのように述べているか、宗教体験にもとづく道元の禅の世界を解説する。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/ 3(火) 「大悟」巻の講読(1)――「大悟」巻について――
第2回 2023/10/10(火) 「大悟」巻の講読(2)――仏の大道について――
第3回 2023/10/17(火) 「大悟」巻の講読(3)――人根の多般について――
第4回 2023/10/24(火) 「大悟」巻の講読(4)――臨済義玄の不悟者難得について――
第5回 2023/10/31(火) 「大悟」巻の講読(5)――華厳休静の教えについて――
第6回 2023/11/ 7(火) 「大悟」巻の講読(6)――大悟底人却迷について――
第7回 2023/11/14(火) 「大悟」巻の講読(7)――破鏡不重照落華難上樹について――
第8回 2023/11/21(火) 「大悟」巻の講読(8)――大悟と却迷について――
第9回 2023/11/28(火) 「大悟」巻の講読(9)――京兆米胡と仰山慧寂の問答について――
第10回 2023/12/ 5(火) 「大悟」巻の講読(10)――さとりについて――
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 粟谷 良道 |
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肩書き | 仏教学者 |
プロフィール | 1953年生まれ。駒澤大学仏教学部卒、同大学院人文科学研究科博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所研究員、曹洞宗総合研究センター専任研究員、主任研究員を経て、2014年3月に退職。2006年4月~2023年3月駒澤大学講師。現在は曹洞宗祗樹院住職。専門分野は禅学、仏教学。著作に共編『道元引用語録の研究』(1995年、春秋社)、共編『観音経読み解き事典』(2000年、柏書房)、編著『禅語録傍訳全書』第7~9巻(2001~2002年、四季社)などがある。 |