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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-27 / 世界史 / 学内講座コード:130343

中央アジアのチンギス・ハンの子孫たち モンゴル帝国解体後の中央アジアにおけるカザフ汗国とカザフ王族

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(金)~12月 8日(金)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・モンゴル帝国解体後の中央アジアにおける騎馬遊牧民の歴史を理解する。
・カザフ汗国とカザフ民族形成史の概要を把握する。
・カザフスタンにおけるチンギス・ハンの子孫の事蹟に関する知識を深める。

【講義概要】
モンゴル帝国を建てたチンギス・ハンの子孫は現在、モンゴル民族だけでなく中央アジアのカザフ民族の間にも数多く存在します。チンギス・ハンの長男ジュチの十三男トカテムルには顕著な事蹟がありませんが子孫は非常に繁栄し、モンゴル帝国の西北部を占めたキプチャク汗国の汗位は14世紀後半以降、彼らが多く占めました。彼らの中からカザフ汗国の建国者が現われ、同国のもとでカザフ民族が形成されました。同国が帝政ロシアに併合された後も、チンギス・ハンの後裔たるカザフ王族は貴族として特権を保ち、カザフ近代史に大きな影響を与えた人物も輩出しました。本講座ではモンゴル帝国解体後のカザフスタン地域の歴史を人物中心に概観します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/29(金) キプチャク汗国の解体とカザフ汗国の成立
第2回 2023/10/ 6(金) 16世紀におけるカザフ汗国の発展と隆盛
第3回 2023/10/13(金) ボリス・ゴドゥノフに仕えたカザフ王族、オラズ=ムハンマド
第4回 2023/10/20(金) 17~18世紀におけるオイラト(カルマク)の侵攻
第5回 2023/10/27(金) カザフ汗国の分裂と、ロシア皇帝に臣従したアブルハイル汗
第6回 2023/11/10(金) 帝政ロシアと清朝との狭間でカザフ汗国を再興したアブライ汗
第7回 2023/11/17(金) 帝政ロシアによるカザフ汗国併合とケネサルの武力闘争
第8回 2023/11/24(金) ボケイ汗国(ブケイ・オルダ)の成立と廃止
第9回 2023/12/ 1(金) ヒヴァ汗国とカザフ王族
第10回 2023/12/ 8(金) 帝政ロシア~ソビエト初期に活躍したカザフ王族たち

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 赤坂 恒明
肩書き 元内モンゴル大学モンゴル歴史学系教授、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員
プロフィール 千葉県野田市出身。早稲田大学大学院修了、博士(文学)。専攻分野は東洋史学。モンゴル帝国史を中心とする内陸ユーラシア史のほか、日本史の論著もある。著書に『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房)、『「王」と呼ばれた皇族』(日本史史料研究会監修。吉川弘文館)など。http://akasakatsuneaki.c.ooco.jp/
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