講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-25 / 世界史 / 学内講座コード:130332
台湾の歴史と社会 諸帝国の周縁を生き抜く人々
- 開催日
- 10月27日(金)~12月 8日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・現代台湾の社会と国家の来歴の複雑な歴史的背景を理解する。
【講義概要】
台湾は長く先住民族の部族社会のみが存在する住む島だったが、17世紀に歴史時代に入って以後、オランダ東インド会社、鄭氏小王朝、清帝国、日本、戦後の中華民国(アメリカの支持を背景とした)と、次々と支配国家が代わった。その中で1980年代以降政治的民主化を遂げたが、今や習近平政権の下の中国が統一圧力を強めている。台湾は「諸帝国の周縁」に位置づけられてきた。その複雑な歴史の中で、台湾の先住民族や17世紀以後の中国大陸からの漢人の移住開拓者とその子孫達は、いわば「諸帝国の周縁を生き抜く」ことを強いられてきたのである。講義では、戦後政治史にやや重点をおいて、その姿に接近してみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/27(金) イントロダクション
第2回 2023/11/10(金) 近世台湾の国家と社会:17世紀から19世紀末まで
第3回 2023/11/17(金) 日本の植民地統治と台湾社会
第4回 2023/11/24(金) 中華民国がやってきた
第5回 2023/12/ 1(金) 「中華民国台湾化」の起動、展開、そしてその現在
第6回 2023/12/ 8(金) 諸帝国の周縁を生き抜く-「台湾原住民族」の登場
・現代台湾の社会と国家の来歴の複雑な歴史的背景を理解する。
【講義概要】
台湾は長く先住民族の部族社会のみが存在する住む島だったが、17世紀に歴史時代に入って以後、オランダ東インド会社、鄭氏小王朝、清帝国、日本、戦後の中華民国(アメリカの支持を背景とした)と、次々と支配国家が代わった。その中で1980年代以降政治的民主化を遂げたが、今や習近平政権の下の中国が統一圧力を強めている。台湾は「諸帝国の周縁」に位置づけられてきた。その複雑な歴史の中で、台湾の先住民族や17世紀以後の中国大陸からの漢人の移住開拓者とその子孫達は、いわば「諸帝国の周縁を生き抜く」ことを強いられてきたのである。講義では、戦後政治史にやや重点をおいて、その姿に接近してみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/10/27(金) イントロダクション
第2回 2023/11/10(金) 近世台湾の国家と社会:17世紀から19世紀末まで
第3回 2023/11/17(金) 日本の植民地統治と台湾社会
第4回 2023/11/24(金) 中華民国がやってきた
第5回 2023/12/ 1(金) 「中華民国台湾化」の起動、展開、そしてその現在
第6回 2023/12/ 8(金) 諸帝国の周縁を生き抜く-「台湾原住民族」の登場
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 若林 正丈 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 長野県生まれ。博士(社会学、東京大学)。台湾研究、台湾政治史専攻。主な著書:『台湾の政治 中華民国台湾化の戦後史 増補新装版』(東京大学出版会、2021年)、『台湾抗日運動史研究 増補版』(研文出版、2001年)、『台湾 分裂国家と民主化』(東京大学出版会、1992年)、『台湾研究入門』(家永真幸と共編)など。 |