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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-28 / 世界史 / 学内講座コード:130318

古代メソポタミア史詳説 古バビロニア時代の商人・古アッシリア時代の商人、その活動と家族の日常

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月30日(土)~12月 9日(土)
講座回数
10回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古代メソポタミア史上の一大変革期とされる前2千年紀初頭の社会経済史上の意義とその影響を理解する。
・古代メソポタミア文明を知るための様々な楔形文字史料(邦訳)の読解に慣れる。
・古バビロニア時代・古アッシリア時代の一般市民、とりわけ商人とその家族の日常生活や業務内容・人生観などに関する理解を深める。

【講義概要】
古代メソポタミア世界から出土する楔形文字資料のうち、民間人による世界最古の商業活動記録として知られる「シッパル文書」「ラルサ文書」「キュルテペ文書」など-ビジネス通信や契約書、家族間の書簡、裁判記録類-を基本史料とて紹介していきます(邦訳はプリントして毎回配付予定)。
前2千年紀初頭に始まる民間経済隆盛の時代を市民たちはどう生き抜いたのかを、具体的な史料を参照しながら解説していきます。
古代メソポタミア文明の歴史を一般概説書ではあまり取り上げられていない、社会経済史的視点から概説していきます。
新たに受講される方も歓迎します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 9/30(土) 古バビロニア時代・古アッシリア時代の「商人」像(春学期の概要説明)
第2回 2023/10/ 7(土) 「ハンムラビ法典」と「商人」たちの活動
第3回 2023/10/14(土) 商都シッパルの商人たちとその活動
第4回 2023/10/21(土) ラルサ市の「バルムハムヘ商会」とその業務内容
第5回 2023/10/28(土) ラルサ商人シャマシュ・ハーツィルの経歴とその妻
第6回 2023/11/11(土) 中継交易都市アッシュル市の「交易商会」とその活動
第7回 2023/11/18(土) アッシュル市の「アッシュル・イディ商会」の業務内容
第8回 2023/11/25(土) アッシュル市の大商人-「プシュ・ケーン商会」・「イムディールム商会」-
第9回 2023/12/ 2(土) アッシュル商人の妻と娘たち(1)-女性たちの役割とその活動-
第10回 2023/12/ 9(土) アッシュル商人の妻と娘たち(2)-現地妻の役割とその活動-

備考

【ご受講に際して】
◆春学期・秋学期で募集しますが、実際には1年を通じて1つのテーマを追う講座として計画を立てております。
◆基本資料や各回の解説は毎回プリントにて配付予定なので特に教材を購入する必要はありません。ただし、古代メソポタミア文明と歴史に関する一般概説書などを前もって一読しておいていただくと、より一層理解が深まると考えます。
◆資料を整理するためのA4判ファイルをあらかじめご用意ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 東京都出身、早稲田大学大学院修了。専攻分野は古代メソポタミア史。主な著訳書に『歴史学の現在―古代オリエント』(共訳、山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著、原書房)、『古代オリエント事典』(共著、岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著、太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
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