大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・日清戦争前後の東アジア世界の転換を把握する。
・日清戦争・日露戦争の開戦過程と両戦争における日本の戦時指導について知る。
・日清戦争～日露戦争期の日本外交や国際環境について、現代の情勢と対比しながら理解する。

【講義概要】
近代日本にとって初の本格的な対外戦争であり、かつ東アジア世界の転換点となった日清戦争。日本が世界の大国・ロシアと戦った日露戦争。それらをめぐる日本外交と国際環境について、最新の研究に基づき論じます。日本の軍備増強、中国の国際的地位の変動、ロシアの戦争など、現代に通ずる論点も含まれています。
外交と密接に関わる問題として軍事面や戦時指導にも触れますが、両戦争の個々の戦闘(例えば旅順攻防戦など)に関して詳述する講義ではない点はご注意ください。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 3(月) 日清戦争以前の東アジア
第2回 2023/ 7/10(月) 日清戦争
第3回 2023/ 7/24(月) 日清・日露戦間期
第4回 2023/ 7/31(月) 日露戦争

【ご受講に際して】
◆6/3(土)11:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。
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◆休講が発生した場合の補講は、8月7日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆参考書籍として、佐々木雄一『リーダーたちの日清戦争』(吉川弘文館、2022年)、同『近代日本外交史』(中公新書、2022年)。講義と合わせてお読みいただくと、理解が深まります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	佐々木 雄一
肩書き	明治学院大学准教授
プロフィール	東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。専門分野は日本政治外交史。日清戦争～日露戦争期の日本外交は、最も専門とするテーマの一つ。著書として、『帝国日本の外交1894-1922』(東京大学出版会、2017年)、『陸奥宗光』(中公新書、2018年)、『リーダーたちの日清戦争』(吉川弘文館、2022年)、『近代日本外交史』(中公新書、2022年)など。