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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-08-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:320511

「人生の最期」を考える―逝き方は生き方 「生まれてきてよかった。幸せだった」と心から言えるために

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 3日(木)~ 9月 7日(木)
講座回数
4回
時間
15:05~16:35
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
14,680円
定員
22
その他
会員受講料: 12,898円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
私たちは、何故、この世に生まれてきたのでしょうか?そして、今、何のために生きているのでしょうか?それら、究極的な問いは、「死」の問題抜きには語れません。人は遅かれ早かれ、必ず「死」を迎えます。誰もが避けることが出来ない「死」の問題ですが、その問題を、家族や友人達と正面から語り合うことは、まだまだ難しい現状があります。だからこそ、この講座では、ホスピスで数百名の死を看取り、二千件以上の葬送支援の現場、東北の被災地支援など、講師が実際に経験した「生と死」の現場の話を解説しつつ、普段語ることが難しい「死」の問題を、受講生の皆様と正面から見つめ、共に語り合いたいと思います。「死」を見つめることは、「生」をより深く考えることに繋がります。講座を通じ、自身の生き方を見つめ、安心して悩み、正々堂々と生きていく覚悟を養いつつ、人間存在そのものを正面から根源的に問うことを目標とします。

【講義概要】
2025年問題を持ち出すまでもなく、日本社会は今後急速な「多死社会」を迎えます。しかし、私たち一人一人は、確固たる死生観を持っているのでしょうか?この講座では、緩和ケア病棟(ホスピス)での末期医療、認知症、成年後見制度、尊厳死、孤立死、相続対策、葬儀・墓を巡る諸問題等、講師が経験した死の臨床現場での話を、ゲストスピーカーの話も交えつつ、解説していきます。その上で、人が生きる事、死ぬ事を肯定的に捉え、現代の多死社会への理解を深めます。死から目を背けず、各人がどのように死を迎え、自分らしい生を全うするかを真剣に考える事で、死生観を養い、よりよい「生」を考えるきっかけとなるような講義を実施します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 8/ 3(木) 8000mで見た
第2回 2023/ 8/24(木) 生と死の現場(末期医療・葬送支援・被災地)からの報告
第3回 2023/ 8/31(木) 労働者協同組合「結の会」の実践報告
第4回 2023/ 9/ 7(木) 逝き方は生き方~生まれてきて良かったと思える人生とは~

備考

【ご受講に際して】
◆講師が一方的に話すだけの講座ではありません。受講生の皆様と顔の見える関係を目指すと共に、感染症対策を行いつつ、可能な限り、語り合うことを重視します。しかし、発言することが苦手な方は、他の受講生の皆様のお話を聞いていただくだけでも結構です。他の受講生の方の話を丁寧に聞くだけでも、学べることがたくさんあると考えております。老若男女問わず、どなたでも受講できます。
◆各回講義内容・ゲストスピーカー及びゲストスピーカーの講義日は変更となる場合がございます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中下 大樹
肩書き 真宗大谷派僧侶、社会福祉士、精神保健福祉士、労働者協同組合「結の会」代表理事
プロフィール 大学院でターミナルケアを学んだ後、真宗大谷派(浄土真宗)僧侶となる。その後、緩和ケア病棟(ホスピス)にて末期がん患者数百名の看取りに従事。病院退職後は、大学で教鞭を執りつつ、僧侶・葬儀社スタッフとして、二千人以上の生活困窮者を中心に葬送支援を実施。その他、東北の被災地支援、孤独死・貧困・自殺対策、市民後見人などの活動も行っている。
著書は、ホスピスや被災地の報告『悲しむ力』(朝日新聞出版)、『あなたならどうする 孤立死』(三省堂)、『死ぬ時に後悔しないために、今日から大切にしたいこと』(すばる舎)、『何があっても生きる~孤立・貧困・自死の連鎖を断つ~』(佼成出版社)など他多数。
名前 小松 由佳
肩書き フォトグラファー、登山家
プロフィール 1982年秋田県生まれ。山に魅せられ、2006年、世界第二の高峰K2(8611m / パキスタン)に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞。次第に風土に生きる人間の暮らしに惹かれ、草原や沙漠を旅しながらフォトグラファーを志す。2012年からシリア内戦・難民をテーマに撮影。著書に『人間の土地へ』(集英社インターナショナル)など。2021年、山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。
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