講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-03 / 文学 / 学内講座コード:320102
『万葉集』巻十七を読む
- 開催日
- 7月 5日(水)~ 9月 6日(水)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・『万葉集』についての理解を深める。
・奈良時代の日本について理解する。
・和歌と漢詩文の関係について知る。
【講義概要】
『萬葉集』は、二十巻の内、最後の四巻が、「雑歌」「相聞」といった部立を持たず、大伴家持の歌を中心にあらゆる歌が日付順に配列されているために、特にその四巻を「家持「歌日誌」」と呼んでいます。「歌日誌」は、歌による家持の官人生活の記録です。巻十七はその最初の部分にあたり、家持の父、旅人が大宰府から帰京する時の歌に始まり、やがて家持が越中守として赴任し、そこで下僚たちと文芸上の交流を展開するところを中心としています。この授業では、順を追って、当時の歴史的な事象との関わりを見ながら、巻十七を精読します。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 5(水) 大伴旅人の帰京
第2回 2023/ 7/12(水) 家持と書持
第3回 2023/ 7/19(水) 橘諸兄と安積親王
第4回 2023/ 7/26(水) 越中赴任
第5回 2023/ 8/ 2(水) 病中の歌と山柿の門
第6回 2023/ 8/ 9(水) 二上山の賦をめぐって
第7回 2023/ 8/23(水) 家持の帰京
第8回 2023/ 9/ 6(水) 越中の風土と家持
・『万葉集』についての理解を深める。
・奈良時代の日本について理解する。
・和歌と漢詩文の関係について知る。
【講義概要】
『萬葉集』は、二十巻の内、最後の四巻が、「雑歌」「相聞」といった部立を持たず、大伴家持の歌を中心にあらゆる歌が日付順に配列されているために、特にその四巻を「家持「歌日誌」」と呼んでいます。「歌日誌」は、歌による家持の官人生活の記録です。巻十七はその最初の部分にあたり、家持の父、旅人が大宰府から帰京する時の歌に始まり、やがて家持が越中守として赴任し、そこで下僚たちと文芸上の交流を展開するところを中心としています。この授業では、順を追って、当時の歴史的な事象との関わりを見ながら、巻十七を精読します。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 5(水) 大伴旅人の帰京
第2回 2023/ 7/12(水) 家持と書持
第3回 2023/ 7/19(水) 橘諸兄と安積親王
第4回 2023/ 7/26(水) 越中赴任
第5回 2023/ 8/ 2(水) 病中の歌と山柿の門
第6回 2023/ 8/ 9(水) 二上山の賦をめぐって
第7回 2023/ 8/23(水) 家持の帰京
第8回 2023/ 9/ 6(水) 越中の風土と家持
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『補訂版 萬葉集 本文篇』(塙書房)(ISBN:978-4827300819)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『補訂版 萬葉集 本文篇』(塙書房)(ISBN:978-4827300819)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鉄野 昌弘 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 東京生まれ。博士(文学、東京大学)。専門分野は、日本上代文学、特に『万葉集』。主著『大伴家持「歌日誌」論考』 (2007 塙書房)、『人物叢書 大伴旅人』(2021 吉川弘文館)。2022年4月より2023年3月まで、NHKラジオ第2「古典講読」の講師を務めた。 |