講座詳細情報
申し込み締切日:2023-08-07 / 世界史 / 学内講座コード:220308
日本の「北欧」イメージと実像
- 開催日
- 8月 9日(水)~ 9月 6日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・定型化した従来の北欧社会の理解を、検討することでその誤謬の根拠をただすことができる。
・北欧を紹介した我が国の有名人たちの言説の妥当性を検討する。
・我が国の北欧理解のあり方の傾向をとらえ、再考を促すことができる。
【講義概要】
たとえば、我が国に固定化した北欧イメージを我が国の歴史的問題として、それらの言説の時系列的問題として見ていきたい。社会的に影響力のある人物たちが語ることが、事実とは無関係に「それらしくあること」と人々には聞こえ、定型化されて、人々の間に伝わることの意味を受講者の方々と共に考えてみたい。「北欧イメージ」は、日本という社会が歩んでいる歴史の問題として捉えようと試みる。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 8/ 9(水) 北欧イメージの定型化とは何か
第2回 2023/ 8/23(水) 北欧イメージの定型化がなされる我が国の歴史的事情の見当
第3回 2023/ 8/30(水) なぜ、北欧イメージの定型化がなされるのか
第4回 2023/ 9/ 6(水) 今、現在も作られ続けている北欧イメージの定型化とは。その実像とのギャップは
・定型化した従来の北欧社会の理解を、検討することでその誤謬の根拠をただすことができる。
・北欧を紹介した我が国の有名人たちの言説の妥当性を検討する。
・我が国の北欧理解のあり方の傾向をとらえ、再考を促すことができる。
【講義概要】
たとえば、我が国に固定化した北欧イメージを我が国の歴史的問題として、それらの言説の時系列的問題として見ていきたい。社会的に影響力のある人物たちが語ることが、事実とは無関係に「それらしくあること」と人々には聞こえ、定型化されて、人々の間に伝わることの意味を受講者の方々と共に考えてみたい。「北欧イメージ」は、日本という社会が歩んでいる歴史の問題として捉えようと試みる。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 8/ 9(水) 北欧イメージの定型化とは何か
第2回 2023/ 8/23(水) 北欧イメージの定型化がなされる我が国の歴史的事情の見当
第3回 2023/ 8/30(水) なぜ、北欧イメージの定型化がなされるのか
第4回 2023/ 9/ 6(水) 今、現在も作られ続けている北欧イメージの定型化とは。その実像とのギャップは
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 村井 誠人 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学学術院で西洋史(北欧近現代史)を講じた。津田塾大学、東京大学非常勤講師、またコペンハーゲン大学客員教授も経験。主にデンマーク・ドイツ間の国境問題を歴史学・地理学を通じて研究し、地域の民族問題を住民の意識、とくに小国側の視点から論じてきた。共編著に『北欧史』(山川出版社)など。 |