講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-01 / 日本史 / 学内講座コード:220208
くずし字の《版本》で読む《18世紀後半のお江戸》
- 開催日
- 7月 3日(月)~ 9月 4日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:10~14:40
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・これまでに学習したくずし字の読解力を確認する
・18世紀末の<寛政の改革>実施時の世相を学ぶ
・江戸時代の出版物から現在との異同点を読みとる
【講義概要】
19世紀に出版された『武江年表』の「巻之七」をテキストといたします。著者は、江戸を学ぶときの基本資料となる『江戸名所図会』と『東都歳時記』を出版した斎藤月岑です。ただし、『武江年表』には、後者2点との大きな違いがあります。それは、挿絵がないことです。この点では、古文書の筆写本と似ていますが、テーマがお江戸の年表ですから、読みながら江戸中期の百万都市の具体的な出来事をイメージすることができます。毎回2~3枚ほどを読みながら、繁栄するお江戸と改革時の幕府との関係にも注目したいと思います。「巻之七」は、老中松平定信の寛政の改革と重なりますので、この点も意識しながら読み進めることにいたしましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 3(月) テキスト『武江年表』の解説と時代背景に触れたあと、1~2枚読みます。
第2回 2023/ 7/10(月) 「寛政二年」と、記事の多い「寛政三年」を読み始めます。
第3回 2023/ 7/24(月) 「寛政四年」と「寛政五年」を読みます。
第4回 2023/ 7/31(月) 「寛政六年」と「寛政七年」を読みます。
第5回 2023/ 8/ 7(月) 「寛政八年」から「寛政十年」までの3年分を読みます。
第6回 2023/ 8/21(月) 「寛政十一年」を読み、続いて「此(寛政)年間記事」を読み始めます。
第7回 2023/ 8/28(月) 「享和元年」と「享和二年」を読みます。
第8回 2023/ 9/ 4(月) 「享和三年」と「是(享和)年間の記事」を読みます。
・これまでに学習したくずし字の読解力を確認する
・18世紀末の<寛政の改革>実施時の世相を学ぶ
・江戸時代の出版物から現在との異同点を読みとる
【講義概要】
19世紀に出版された『武江年表』の「巻之七」をテキストといたします。著者は、江戸を学ぶときの基本資料となる『江戸名所図会』と『東都歳時記』を出版した斎藤月岑です。ただし、『武江年表』には、後者2点との大きな違いがあります。それは、挿絵がないことです。この点では、古文書の筆写本と似ていますが、テーマがお江戸の年表ですから、読みながら江戸中期の百万都市の具体的な出来事をイメージすることができます。毎回2~3枚ほどを読みながら、繁栄するお江戸と改革時の幕府との関係にも注目したいと思います。「巻之七」は、老中松平定信の寛政の改革と重なりますので、この点も意識しながら読み進めることにいたしましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 3(月) テキスト『武江年表』の解説と時代背景に触れたあと、1~2枚読みます。
第2回 2023/ 7/10(月) 「寛政二年」と、記事の多い「寛政三年」を読み始めます。
第3回 2023/ 7/24(月) 「寛政四年」と「寛政五年」を読みます。
第4回 2023/ 7/31(月) 「寛政六年」と「寛政七年」を読みます。
第5回 2023/ 8/ 7(月) 「寛政八年」から「寛政十年」までの3年分を読みます。
第6回 2023/ 8/21(月) 「寛政十一年」を読み、続いて「此(寛政)年間記事」を読み始めます。
第7回 2023/ 8/28(月) 「享和元年」と「享和二年」を読みます。
第8回 2023/ 9/ 4(月) 「享和三年」と「是(享和)年間の記事」を読みます。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 菅野 俊輔 |
---|---|
肩書き | 江戸文化研究家、歴史家 |
プロフィール | 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)、監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』(宝島新書)等。 |