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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-06 / 世界史 / 学内講座コード:120322

歴史を検証するとはどういうことか?―シベリア出兵とロシア内戦 『チェコスロヴァキア日刊新聞』が報じた歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 8日(土)~ 8月 5日(土)
講座回数
5回
時間
13:10~14:40
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「シベリア出兵」を第三者の視点から多面的に捉え直す。
・「ロシア内戦」の細部を再現して、歴史的位置づけを再検討する。
・歴史事象を、複眼的に捉えることの面白さと重要性を体得する。

【講義概要】
「ロシア革命」とその後の内戦の時期にロシア各地で刊行された、チェコスロヴァキア軍団の機関紙『チェコスロヴァキア日刊新聞』(1918-1920年)を題材として、日本のシベリア出兵とロシア内戦をめぐる五つのテーマ、1)ロシア内戦の全貌と評価の変遷、2)なぜ軍団はボリシェヴィキ政府と衝突することになったか、3)「反革命派の頭目」と断罪されてきたコルチャークとセミョーノフの実像、4)噂と憶測で語られる「金塊」問題への新たなアプローチ、そして5)『日刊新聞』は日本のシベリア出兵をどのように捉えていたか、を資料に基づいて再構成・再検証する。従来の定説を、新たな視点から捉え直す。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 8(土) ロシア内戦の全体像とその評価の変遷
第2回 2023/ 7/15(土) なぜ軍団は1918年5月末にボリシェヴィキ政府と衝突することになったか
第3回 2023/ 7/22(土) 「反革命派の頭目」と断罪されてきたコルチャークとセミョーノフの実像
第4回 2023/ 7/29(土) 噂と憶測で語られる「金塊」問題への新たなアプローチ
第5回 2023/ 8/ 5(土) 『日刊新聞』は日本のシベリア出兵をどのように捉えていたか

備考

【ご受講に際して】
◆歴史や言語についての特別の知識は必要としません。歴史を考える際の「心構え」のようなものを、お伝えできればと思っています。
◆『チェコスロヴァキア日刊新聞』をはじめとする関連記事と論説は、翻訳のコピーを配付します。パワーポイントによって貴重な写真やイラストもご披露します。
◆『チェコスロヴァキア軍団 ある義勇軍をめぐる世界史』(林忠行著、岩波書店)、『チェコスロヴァキア軍団と日本』(長與進著、教育評論社)を参考図書とします。
◆休講が発生した場合の補講は8月26日(土)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 長與 進
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1948年名古屋市生まれ。同志社大学文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科ロシア文学専修後期課程満期退学。1979年から1981年までブラチスラヴァのコメンスキー大学に留学。1991年から2019年まで早稲田大学政治経済学術院でロシア語を担当、専門分野はスロヴァキアの歴史・言語・文化。著書『スロヴァキア語文法』(大学書林、2004年)、共編著『ロシア・中欧・バルカン世界のことばと文化』(成文堂、2010年)、訳書ヤーン・ユリーチェク『彗星と飛行機と幻の祖国と―ミラン・ラスチスラウ・シチェファーニクの生涯』(成文社、2015年)、著書『チェコスロヴァキア軍団と日本 1918-1920』(教育評論社、2023年)など。
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