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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-03 / 芸術・文化 / 学内講座コード:710409

国宝仏から京都の平安時代彫刻史を見直す

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 5日(水)~ 5月31日(水)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本文化の基礎となる平安時代の文化がどのようなものであったか、京都の仏教彫刻の優品を通して広い視野から理解する。
・平安時代の文化の中心である京都でどのような彫像が造られていたかを主要な遺品を追うことで、平安文化の理解を深める。
・当時の権門貴族と深く結びついた京都の主要仏像がどのような目的で造られ、どのような機能を持っていたかを知ることで、日本美術史の理解を深める。

【講義概要】
古都京都とその周辺の地域は、日本の古文化財の宝庫である。仏像もそうした一分野であり、特に平安時代は優れた仏像が数多く造られ、京都の平安時代彫刻史は日本彫刻史の重要な流れと言える。現在、京都には平安時代の優れた国宝仏が数多く遺されているが、いずれも日本の彫刻史を語る上では不可欠なものであり、その優れた造形性に見るものは心を打たれる。ただ、こうした仏像は、当時の人ー、特に権門貴族の信仰や当時の歴史的な環境を背景として、高度な技量を持つ仏師たちが造り出したものである。こうした仏像制作の背景も合わせ論じながら、厳選した8件の国宝仏を通して、京都の平安時代彫刻史を語っていきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 5(水) 平安初期の新たな彫像の出現:神護寺薬師如来立像
第2回 2023/ 4/12(水) 平安初期半ばの密教彫刻の展開(1):東寺講堂諸尊像
第3回 2023/ 4/19(水) 平安初期密教彫刻の展開(2):安祥寺五智如来像
第4回 2023/ 4/26(水) 平安初期の末葉の新たな展開:仁和寺と清凉寺の阿弥陀三尊像
第5回 2023/ 5/10(水) 平安初期彫刻の大成期の彫刻:醍醐寺薬師三尊像
第6回 2023/ 5/17(水) 清凉寺釈迦如来像の請来の衝撃
第7回 2023/ 5/24(水) 平安後期彫刻と和様の大成:平等院鳳凰堂阿弥陀如来像
第8回 2023/ 5/31(水) 平安後期における定朝様の継承:法金剛院阿弥陀如来像

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、6月7日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。【会員】授業動画の視聴方法(会員向け) 【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆3/17(金)11:00より本講座の無料体験会を実施します。
◆体験会お申込みはこちらから。https://www1.exーwaseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 根立 研介
肩書き 京都大学名誉教授、公益財団法人美術院理事長
プロフィール 文化庁文化財調査官なども経験し、各地の文化財を調査する。専門は、日本彫刻史。特に仏像制作者である仏師研究や肖像彫刻研究などに成果を挙げる。著書に『日本中世の仏師と社会』などがある。また、『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代造像銘記篇』の編纂などにも関わり、日本彫刻史の基礎資料集の刊行にも尽力している。
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