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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-06-01 / 世界史 / 学内講座コード:710313

ケルト神話の主人公たちー異界と異教の「あわい」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
6月 3日(土)~ 6月17日(土)
講座回数
2回
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
6,831円
定員
30
その他
会員受講料: 5,940円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・現代の「ケルト文化」の地(アイルランド、ウェールズ、スコットランド、コーンウォール、マン島、ブルターニュ)に興こり、近代の「文化復興」によって再生した「ケルト神話」の中に、「季節祭」に反映する自然観と、生死を対立項とはみなさない「循環的生命観」を、発見する。
・またそうした神話を源として、現代の文学や美術に蘇らせた芸術家・デザイナーたちの作品を鑑賞もしたい。

【講義概要】
西洋中世はキリスト教という一神教の文明に覆われていったが、その元にあるヨーロッパの古層の自然観や死生観が、まったく消え去ったのではなかった。その証拠に中世の写本(文字)によって伝えられてきた「ケルト神話」の魅力は、(唯一神を中心に置く)「1つの真理」では解けない多様性の価値を示し、「異教とキリスト教」「自然と人間」「現世と異界」「生と死」などを二項対立ではなく、「あわいの領域」を往還する存在が多くの物語で主人公となっている。そしてそれらの存在は自然や生死のサイクルを象徴しつつ現れるであろう。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 6/ 3(土) グリーン・マンと緑の騎士
第2回 2023/ 6/17(土) 母神と女神の力

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、7月1日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆『ケルト 再生の思想』(ちくま新書)、『図説 ケルトの歴史』(河出書房新社)、『ケルトの想像力 ー歴史・神話・芸術』(青土社)、『ケルトの魂』(対談集:平凡社)、『ケルトの神話伝説』(創元社)等の図版やキーワードを中心に活用し講義いたします。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鶴岡 真弓
肩書き 多摩美術大学名誉教授
プロフィール 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。ユーロ=アジア世界の生命表象研究。『ケルト/装飾的思考』『ケルト美術』『芸術人類学講義』(編著)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』『京都異国遺産』(編著)(平凡社)『図説 ケルトの歴史』(共著:河出書房新社)『ケルトの宗教 ドルイディズム』(共著:岩波書店)ミーハン『ケルズの書』(訳:岩波書店 & 創元社)『阿修羅のジュエリー』(イーストプレス)ピゴット『ケルトの賢者ドルイド』(訳:講談社)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。
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