講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-06 / 世界史 / 学内講座コード:310321
中欧・東欧諸国とロシアー国際政治の展開をたどる
- 開催日
- 4月 8日(土)~ 6月 3日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・中欧・東欧諸国に視点を定め、この地域の国際環境を把握する。
・ロシアとその周辺地域の国際情勢に関する理解を深める。
・多様性に富んだ中欧・東欧諸国の地域的特色について学ぶ。
【講義概要】
ヨーロッパの中央部から東部にかけての国ーは、いずれも個性豊かで魅力にあふれています。同時にこの地域は、西欧とロシアの間に位置しており、変化の激しい国際情勢の中で、複雑で波乱に満ちた歴史を歩んできました。2022年2月に生じたロシアによるウクライナ侵攻により、私たちは、この地域の平和と安定を維持するのが今でもなお容易ではないことを、痛感させられました。この講義では、中欧から東欧にかけての5つの国や地域をとりあげます。そして主にロシアとの関係を軸に国際政治の展開をたどることにより、人ーがいかにして安定した体制を作るべく努力してきたか、そこから何が読み取れるのかを考えてみます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 8(土) 中欧・東欧諸国の成りたち ー中世から近世
第2回 2023/ 4/15(土) ポーランドとロシア・ソ連 ー相克の20世紀
第3回 2023/ 4/22(土) バルト諸国とロシアの関係を理解するための3つの視点
第4回 2023/ 5/13(土) 「冷戦」という時代とドイツ ーソ連と「中立」
第5回 2023/ 5/27(土) 旧ユーゴスラヴィア地域と20世紀 ー統一国家の経験にみる南スラヴの立ち位置
第6回 2023/ 6/ 3(土) 大国の狭間におけるルーマニアの自立と発展の模索
・中欧・東欧諸国に視点を定め、この地域の国際環境を把握する。
・ロシアとその周辺地域の国際情勢に関する理解を深める。
・多様性に富んだ中欧・東欧諸国の地域的特色について学ぶ。
【講義概要】
ヨーロッパの中央部から東部にかけての国ーは、いずれも個性豊かで魅力にあふれています。同時にこの地域は、西欧とロシアの間に位置しており、変化の激しい国際情勢の中で、複雑で波乱に満ちた歴史を歩んできました。2022年2月に生じたロシアによるウクライナ侵攻により、私たちは、この地域の平和と安定を維持するのが今でもなお容易ではないことを、痛感させられました。この講義では、中欧から東欧にかけての5つの国や地域をとりあげます。そして主にロシアとの関係を軸に国際政治の展開をたどることにより、人ーがいかにして安定した体制を作るべく努力してきたか、そこから何が読み取れるのかを考えてみます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 8(土) 中欧・東欧諸国の成りたち ー中世から近世
第2回 2023/ 4/15(土) ポーランドとロシア・ソ連 ー相克の20世紀
第3回 2023/ 4/22(土) バルト諸国とロシアの関係を理解するための3つの視点
第4回 2023/ 5/13(土) 「冷戦」という時代とドイツ ーソ連と「中立」
第5回 2023/ 5/27(土) 旧ユーゴスラヴィア地域と20世紀 ー統一国家の経験にみる南スラヴの立ち位置
第6回 2023/ 6/ 3(土) 大国の狭間におけるルーマニアの自立と発展の模索
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月10日(土)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は6月10日(土)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 薩摩 秀登 |
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肩書き | 明治大学教授 |
プロフィール | 専門分野はチェコを始めとする東欧史および西洋中世史。明治大学では学部生を対象に西洋史一般および東欧の歴史や文化に関する講義を担当。著書として『プラハの異端者たち』(現代書館)、『物語チェコの歴史、森と高原と古城の国』(中公新書)、『図説チェコとスロヴァキアの歴史』(河出書房新社)などがある。社会学博士(一橋大学)。 |
名前 | 吉岡 潤 |
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肩書き | 津田塾大学教授 |
プロフィール | 京都府生まれ。京都大学博士(文学)。専門分野は歴史学、ポーランド現代史。著書に『戦うポーランドーー第二次世界大戦とポーランド』(東洋書店、2014年)、分担執筆書に『越境する歴史認識ーーヨーロッパにおける「公共史」の試み』(剣持久木編、岩波書店、2018年)、『岩波講座世界歴史1:世界史とは何か』(小川幸司責任編集、岩波書店、2021年)など。 |
名前 | 小森 宏美 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 国立民族学博物館地域研究企画交流センター・助手、京都大学地域研究統合情報センター・准教授などを経て、2011年度より早稲田大学教育・総合科学学術院・准教授。専門はエストニア近現代史、バルト地域研究。主な業績は、『エストニアの政治と歴史認識』(三元社、2009年)、『エストニアを知るための59章』(明石書店、2012年、編著)、『バルト三国の歴史』(明石書店、2014年、共訳)、『パスポート学』(北海道大学出版会、2016年、共編著)など。 |
名前 | 清水 聡 |
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肩書き | 開智国際大学教授 |
プロフィール | 東京都生まれ。博士(政治学)。専門分野は、「ソ連・東欧圏」の冷戦史研究。これまで明治大学、青山学院大学などで講義を担当。日本政治学会での冷戦史研究会の責任者。書籍等出版物として『東ドイツと「冷戦の起源」 1949~1955年』(法律文化社、2015年)がある。 |
名前 | 鈴木 健太 |
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肩書き | 神田外語大学講師 |
プロフィール | 名古屋市生まれ。博士(学術、東京大学)。専門分野は、西洋近現代史(ユーゴスラヴィア現代史)、地域研究(東欧・バルカン)。著書として、『ユーゴスラヴィア解体とナショナリズム』(単著、刀水書房、2022年)、『アイラブユーゴ 1~3』(共著、社会評論社、2014ー2015年)がある。 |
名前 | 藤嶋 亮 |
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肩書き | 國學院大學教授 |
プロフィール | 博士(法学、東京大学)。専門分野は比較政治及びヨーロッパ政治史、主にルーマニアの政治・政治史を研究。主な著作は、『国王カロル対大天使ミカエル軍団ールーマニアの政治宗教と政治暴力』(彩流社、2012年)、『世界変動と脱EU/超EU』(分担執筆、日本経済評論社、2022年)など。 |