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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-08 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:210506

中世神道と仏教

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(月)~ 6月19日(月)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本文化に対する理解を深める。
・歴史的に物事を考えられるようになる。
・宗教と文化の関係について理解する。

【講義概要】
中世は、カミ信仰と仏教とが融合したひとつの信仰・教理の体系を作り出した。それが「中世神道」である。本講義では、中世において在来のカミ信仰が、仏教や中国思想の影響を受けて、どのようにして「神道」と呼び得る存在へと変容し、近世に受け継がれていったのかを辿る。具体的には、中世独特の神話叙述、〈内なる神〉の創出、両部神道・伊勢神道・吉田神道などの教説、密教に倣った秘説伝授、鎌倉仏教との類似性、神国思想との関係、中国伝来の三教一致の影響などを採り上げる。神道は、日本列島の風土に根ざし、太古から変わることなく続いてきた固有宗教ではない。時代ごとに、絶えず外来の思想・信仰を取り入れつつ変化してきたのである。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/10(月) イントロダクションー中世神道の世界
第2回 2023/ 4/17(月) 日本紀講から「中世日本紀」へ
第3回 2023/ 4/24(月) 本地垂迹説の展開と神観念の変容
第4回 2023/ 5/ 8(月) 両部神道・伊勢神道・山王神道
第5回 2023/ 5/15(月) 神道灌頂と神道流派の形成
第6回 2023/ 5/22(月) 鎌倉仏教と神祇信仰
第7回 2023/ 5/29(月) 中世神道と神国思想
第8回 2023/ 6/ 5(月) 三教一致思想と禅林
第9回 2023/ 6/12(月) 吉田神道の登場
第10回 2023/ 6/19(月) 中世神道から近世神道へ

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 伊藤 聡
肩書き 茨城大学教授
プロフィール 岐阜県生まれ。茨城大学人文社会科学部教授。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本思想史。特に、日本中世の神仏習合思想、中世神道説について研究している。著書に『中世天照大神信仰の研究』(法蔵館、2011年、第34回角川源義賞歴史部門受賞)、『神道の形成と中世神話』(吉川弘文館、2016年)、『神道の中世ー伊勢神宮・吉田神道・中世日本紀』(中央公論新社〔中公選書〕、2020年)、『日本像の起源ーつくられる〈日本的なるもの〉』(KADOKAWA〔角川選書〕、2021年)等がある。
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