大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・比較政治学の視点から現代中国社会の変化を分析する力を身に着ける。
・日中関係の本質への理解を深める。
・近現代中国の政治、社会の変容への理解を深める。

【講義概要】
1970年代に入り中国の急激な対外政策転換及び「改革開放」の展開が世界を驚かせた。それ以来の中国は、「政治大国・経済弱国」から「政治大国・経済大国」までに発展してきた。本講義では様ーな角度から半世紀以来の中国政治、社会の変化を考察し中国社会変容のメカニズムを明らかにするうえで、中国政治、社会の近未来の予測を試みる。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 7(金) 70年代：現代中国の幕開け
第2回 2023/ 4/14(金) 農村改革
第3回 2023/ 4/21(金) グローバル化と都市化
第4回 2023/ 4/28(金) 中産層の増大と21世紀の中国政治
第5回 2023/ 5/12(金) 地方政治の特質
第6回 2023/ 5/19(金) 地方のリアル
第7回 2023/ 5/26(金) 中国社会とZ世代

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月2日(金)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	劉 迪
肩書き	杏林大学教授
プロフィール	中国社会科学院大学院修士課程、早稲田大学大学院博士後期課程修了、法学博士。人民日報外報部記者・編集を経て来日。杏林大学総合政策准教授を経て教授。早稲田大学政経・教育・国際教養学部非常勤講師。日経中文網(日本経済新聞中国語版)コラムニスト、全日本華僑華人団体連合会副会長、日本華人教授会議常務副代表など歴任。単著『近代中国における連邦主義思想』(成文堂)、共著『現代中国政治概論』(明石書店)等。論文「『一帯一路』構想の変容」(馬田啓一他編著『グローバル・エコノミーの論点:世界経済の変化を読む』等多数。