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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-04 / 日本史 / 学内講座コード:110242

大学・学問の自由と思想統制の歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 6日(木)~ 6月15日(木)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・思想・学問の自由はどのように奪われたのかを知る。
・思想統制から思想動員の流れを知る。
・思想統制における戦前と戦後・現代の断絶と継続を知る。

【講義概要】
戦前教育の「過誤」の痛烈な自覚から「教育の根本改革と新たな再建」が導かれ、教育基本法が生まれ、戦後民主主義教育が進められました。二一世紀となり、教育基本法が改正され、近くは日本学術会議のあり方が論議されるようになりました。明治維新以降の国家による教育体制の構築は大日本帝国憲法下の「臣民」育成を目標としましたが、一九三〇年代以降の「臣民」はそれ以前と質を異にするものでした。この転換期にあたり、あらためて「日本国民と日本教育者が、過去数十年、その下で窒息させられていた弾圧と拘束」(教育刷新審議会『教育改革の現状と問題』、一九五〇年)について考えてみます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 6(木) 思想統制の開始
第2回 2023/ 4/13(木) 学生思想運動の抑圧
第3回 2023/ 4/20(木) 国民精神文化研究所
第4回 2023/ 4/27(木) 1933年滝川事件(映像)
第5回 2023/ 5/11(木) 1935年天皇機関説事件
第6回 2023/ 5/18(木) タイトル: 『国体の本義』から『臣民の道』へ
第7回 2023/ 5/25(木) 「教学錬成」の全面化
第8回 2023/ 6/ 1(木) 「宮澤・レーン事件」(映像)
第9回 2023/ 6/ 8(木) 「皇国民」錬成教育
第10回 2023/ 6/15(木) 戦後教育への断絶と連続

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 荻野 富士夫
肩書き 小樽商科大学名誉教授
プロフィール 1953年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期課程修了。早稲田大学文学部助手を経て、1987年より2018年まで小樽商科大学商学部に勤務。専門分野は日本近現代史。著書に『思想検事』『特高警察』(ともに岩波新書)、『よみがえる戦時体制』(集英社新書)、『治安維持法の「現場」』(六花出版)などがある。
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